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幸せな結婚生活を送るには、ホルモン分泌の関係から見ても、メンタル面から見ても、愛のある、体も心も幸せを感じるようなセックスや、日常のスキンシップはとても大切です。 たとえば、肌を触れ合うとか、近年話題になっている「愛情ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌されます。このオキシトシンが充分に分泌されていると、脳の疲れが取れ、ストレスが減り、気分も安定して心地よい幸福感を感じたり、炎症を抑えたり、健康を促進したりするということも知られています。
もし、ふだんセックスをする相手と体の相性が合わなかったら、セックスどころか日常のスキンシップさえも苦痛に感じるはずです。 いくら年収が高くても、いい大学を出て、誰もが羨むような仕事をしていても、顔が良くても、背が高くても、体の相性が合わない相手との結婚は、ガマン大会のような生活になるのではないでしょうか。 逆に、一般的に言われる条件が悪くても、抱き合うだけで心地よいような相手と結婚したら、女はそれだけで、キレイでいられるし、幸せでいられるものです。 そしてそれほど、結婚してからのスキンシップは大切です。言葉を使わなくても、相手の愛が伝わり、こちらの愛も伝えられるという毎日は、とても気持ちがいいものです。
出会った相手とすべて体の相性を確かめることはできませんが、肌を触れ合わなくてもわかる方法があります。 「肌が合う」という言葉があるように。手をつないだり、ハグしたり、その人にちょっと触れただけでもわかるものです。 肌は一種のセンサーのような役目をしていて、毛穴からいろんな情報をキャッチしたり、自分のエネルギーを出したり、また、人のエネルギーを感じ取ったりすることもできます。 元気な人のそばにいるとなぜか自分まで元気になったり、人混みの中で長時間いて、何をしたわけでもないのにグッタリと疲れた経験などはありませんか。 これは毛穴がその場や人のエネルギーをキャッチしているから起こっていることなのです。 もしこれから「いいな」と思う男性が現れたら、隣に行って、ぜひ自分の肌の感覚に集中してみましょう。 体の相性が良い相手に触れると、肌センサーの感度のいい人であれば触れずとも近づいただけでも、言葉では説明できない、なんとも言えない心地よさを感じるものです。 逆に、どんなにイケメンでも、なんかしっくりこない、心地よさを感じない人とは、たぶん体の相性が合わないはずです。
そして、体の相性のいい人というのは、その人の匂いをとってもいい匂いに感じます。 たとえ汗の匂いだろうが、脱いだTシャツに顔をうずめてクンクンしたくなるような匂いなのです。これは遺伝子が関係していて、人間は自分の遺伝子から遠い人の匂いを「いい匂い」と感じ、近い遺伝子は「クサい」と感じて、近づかないような仕組みになっているそうです。 だから自分にとって「いい匂い」と感じても、他の誰かにとっては「クサい」と感じることもあるのです。体とは本当にすごい仕組みを持っており、嗅覚は一番本能に近い感覚なのでしょう。 もし条件に目がくらんで、「クサッ!」と思う相手を選んでしまったら、日常生活は結構大変でしょう。セックスどころか、一緒に寝るのも、脱いだ服を片付けるのも、苦痛を感じるかもしれません。 ですから、相手を選ぶ時、匂いは非常に重要な要素だと思うといいでしょう。
★ 自分の本能的、野生的カンを使って相手を選ぶと、理屈じゃない部分で、とても幸せな結婚生活を送れます。 ですが、これらの野生的な本能のセンサーを鈍くさせてしまうものがあります。 それはズバリ、頭で考えた理想や条件です。年収はいくら以上じゃなきゃダメだとか、慎重は何センチ以上じゃなきゃダメとか、長男はダメだとか、自分の理想と照らし合わせてジャッジをし始めたとたん、頭が優位になり、野生的本能がシャットダウンされてしまいます。 女性はどちらかというと動物に近い、とても感性豊かな生き物です。だから相手を選ぶ時は自分の感覚を信じて、野生的カンを全開にして選ぶことです。 それに、頭で考えた理想の条件をすべて満たした相手と結婚したからといって、必ず幸せになるとは限りません。 年収はいくら良くても仕事が忙しすぎて旦那さんがいつもイライラしていたり、すごく好みのタイプだけど毎日ケンカが絶えなくて何年もセックスレスということ例はいくらでもあります。 これから長い人生、理想とは違っても、一緒にいるだけで、「な〜んか幸せ」な感じがする人を選んだほうが間違いが少ないでしょう。
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