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「結婚をする」という体験ばかり愛して、「結婚をしない」という体験を嫌がったり否定したりすると、結婚をしないという体験を受け入れ、愛するまで結婚をしていない状態が続きます。 これは結婚だけでなく、すべてのことに言えますが、何かを否定していると、それを愛するまでその体験が続くのです。 たとえば、「嫌い!」という感情を、もってはいけないものだと否定したり、そもそも、「嫌い」と感じること自体を嫌っているとします。すると、「嫌うこともOK!」になるまで、何度でも、「嫌い!」と感じるような人に出会ったり、出来事が起こるのです。これもまた、宇宙の法則です。
たとえば、「何が何でも結婚したい!」という願いがあるとします。 何かひとつの状況だけを強く願うということは、違う見方をすれば、「結婚するということ以外は全部ダメ」と言っているのと同じです。だから、「結婚する」ということに50%、「結婚できない」という現実が起きないようなブロックすることに50%のエネルギーを使ってしまいます。 何かひとつの願いを持ち、一心に、たゆまぬ努力をするというのはとても素敵なことですが、もし同時に、その願い以外の現実を否定していたとしたら、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるのと同じことになります。これは非常にもったいないです。 最高なのは、「何が起こってもベスト、いつでも受けてたつよ」という、すべてに対して心を開き、OKしている境地です。 何かが起こるように強く願うわけではなく、何かが起こらないように強くブロックするわけでもない、中庸な状態です。 実は、これが純度の高い愛の状態であり、一番高い波動を放っている状態でもあります。
結婚していない時は、結婚したらできないことがたくさんやれるし、結婚しないメリットだって、結婚するメリットと同じだけあるのです。 ですが、「結婚は女の幸せ」と、多くの人は親や世間から洗脳されすぎていて、結婚していない自分にどうしても価値を感じられない人がとても多いのです。 もし、ずっと恋人がいないと嘆いているのであれば、厳しい言い方ですが、あなたが自分自身に価値を感じていないから、あなたに価値を感じている人も現れないのです。 「結婚は女の幸せ」というのは間違ってはいませんが、結婚しないと幸せになれないのかというと、絶対にそんなことはありません。幸せの種類は違うかもしれませんが、独身時代も幸せであるし、結婚しても幸せであるのです。
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