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待ち合わせをしていたり、電車の座席に座ったりしているときなど、人は必ず何らかの仕草をしているはずです。たとえば、鼻や口を触ったり、髪の毛をなでたり、ひざを叩いてみたりと、いろいろな自己タッチをしているものです。 人の隠された心理は、無意識に行われるこういうしぐさの中に潜んでいるのです。
人は緊張をしているときに、髪の毛を触ったり撫でたりするしぐさをしますが、これは緊張を和らげようとする気持ちの表れです。 初めてのデートでは、お互いに緊張してしまって話題に行き詰ったりしますが、そんなときに、彼女のほうがつい髪の毛を触ったりすることがありますね。こんなときには、世間話をしたり、軽い冗談を飛ばすなどして、お互いの緊張をほぐすことが大切です。 ただ何回もデートを重ねているのに、女性が髪の毛を触りだすと注意が必要です。二人の会話やデートがマンネリ化して飽きているときかもしれませんので、いつものデートコースを変えてみたり、とにかく雰囲気を変えることが大切です。
鼻は人相学的には自我の象徴でありますので、鼻を触るというのは、自分自身に触ることに通じますので、自我が弱く頼りない人が多く、要するに自分自身に助けて欲しいと訴えているのです。またウソをつくときや、思ったことをなかなか口にできないようなときにも見られます。 とくに、鼻に触るのがクセになっているような人は、好きな彼女を前にしたとき、自分の思いや欲望を素直にぶつけることを不安がっているか、あるいは恥ずかしいと思っており、そこで鼻を触ることで自信を持とうとしているのです。
怒りや悔しさをこらえることを「唇を噛む」といいますが、人は怒りや悔しさを感じたときには、文字通り唇を噛むというしぐさを見せます。みんながいる前で女子に叱責された社員がついつい見せてしまうしぐさです。あるいは、会議の席でやたら舌で唇をなめる人もいます。 このような、自分の唇に触れるというしぐさは、赤ちゃんのおしゃぶりのようなもので、唇を噛んだり、なめたりすることで心の安定を図ろうとしているのです。
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