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恋愛も食事もいっしょで、恋愛の楽しさを100パーセント満喫したり、あるいは食事も腹いっぱい食べて胃を満足させてはいけないのです。 そんなことをすれば、早い別れが待っているでしょうし、食事なら健康を害する元となります。
よく男女の仲は、「すべて見せたらオシマイ」と言われますが、あれと同じです。つまり恋愛の駆け引きは常に余韻を残すことが大切です。 あなたが彼とデートするのなら、彼に「もう少し話がしたかったなあ」と思わせて別れるのが、次のデートにつながるコツです。 モテる女性は、このあたりの恋愛心理をしっかり心得ており、たとえば飲み会とか合コンなどでは、最後まで居残って酔っ払うようなことはせず、途中でさっさと切り上げるものです。 最初から最後までつき合ってくれるような女性も、男性には人気ありますが、それよりも、さっさと帰ってしまった女性のほうがあとを引くのです。
男は、本来的には、遊び相手の女性よりも、家庭の中でいい妻であるような女性を求めています。 ですから、家庭環境がしっかりしているお嬢様タイプの一面を垣間見てしまうと、その慎ましやかさに魅力を感じてしまうのです。 それに少し色気があって、「いい妻になるだろうな」とイメージさせると、男にとっては、こういう女性を射止めたいという欲求に火がつくのです。
注意しなければいけないのは、男は我がままな生き物ですから、真面目さだけのアピールでは友だち以上には発展しにくいし、色気だけでも遊び相手にされてしまいますので、真面目さと色気の両方を持ち合わせていないとダメなのです。 男を惹きつけるということは、自分と彼との心理的距離と物理的距離を縮めたいという欲求をいかに制御するかが大切で、一気に彼との距離を縮めてしまう欲求に従いますと、別れが早く訪れるのです。 たとえば、好きな彼とは、「1時間ごとに電話をしたい」とか、「毎日会っていたい」と思うもので、これが男女の欲望ですが、もし、これを実際に実行したり相手に強要したりしますと、恋の破滅は目に見えているでしょう。 なぜなら、そんなことをしたら嫌われるからです。 このためにも、恋愛には常に余韻を残して、「もっと話したかったのに」とか「もっと飲みたかったのに」と思わせて別れるのが丁度いいのです。
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