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結婚は好き合って一緒になる人もいれば、それほど恋愛感情が湧かなくても、結婚適齢期になったので結婚してしまったという人もいるなど、男も女もさまざまな結婚の仕方というものがあります。 なかには、惰性で何年間も付き合ってきたため、結婚する頃には、何のトキメキもないまま、成り行きで結婚した人もいるでしょう。 一生に及ぶ結婚生活だけに、「本当にこの人でいいのか?」と悩んでしまう瞬間は、結婚を考える男女なら誰しもが一度は経験することかもしれません。 ですが、大恋愛の末に結婚しても、すぐに別れるカップルがいるかと思えば、それほど好きでもなかった相手だったけど、結婚生活をしているうちに、相手の良さが再認識され、幸せな結婚生活をしている人も大勢います。 ここでは、恋愛感情があまり湧かないまま結婚する際のチェックポイントについてご紹介しましょう。
離婚の原因で一番多いのが性格の不一致、価値観の不一致などと言われていますが、要するに相性の不一致ではないでしょうか。 結婚前には、どんなに好き合ってデートを重ねていたとしても、実際に生活するまでは、お互いに本性は見せないし、隠れた部分が相当あるはずです。 ですから、恋愛感情がそれほど湧かない人を最初から結婚相手とするときには、相手の人生観や価値観、性格、フィーリング、好み、趣味、嗜好などが合っているかということが、一番大切なことです。たとえ見た目がそれほど好きなタイプでなくても、そのほかの相性が合っていれば、結婚相手として問題はないはずです。 恋愛でときめいている関係でないだけに、相手を冷静に観察することができますので、ある意味では相思相愛のカップルよりも、いい結婚相手を見つけることもできるでしょう。 また、 共通の趣味があることは夫婦生活を続けている上で非常に大きなアドバンテージがあります。 そもそも趣味や趣向は類似する可能性が著しく低く、これが合致するだけでも奇跡に近いものです。最近話題の合コンの形態、趣味コンは他の婚活に比べてカップルの成立やその後の成婚率も非常に高いと言われています。
現在でも、恋愛結婚よりも、恋愛感情が最初から湧かないようなお見合いなどで結婚したほうが、夫婦生活がうまくいく確率が高いと言われていますが、それは結婚する前にお互いの条件を知って、学歴や年収、家柄などでバランスの取れた結婚ができるからでしょう。 お見合いで紹介されるような人は、勤め先も家族関係も分かっていますので、真面目で信頼できる人が紹介されやすく、条件も比較的よく、たまたま仕事が忙しくて結婚のタイミングを外してしまったという人かもしれません。 こういう人との結婚は、理想像や先入観がなく、そのうえ恋愛感情も持ち込まず、最初からドライで冷静に結婚生活を送っているため、夫婦生活がうまくいきやすいし、結婚後、愛を静かに育んでいける点も、理由の一つになるかもしれません。 いずれにしても、恋愛感情の湧かない人との結婚の条件としてチェックしたいのは、男としての生き方や哲学をしっかり持っていて人格があるか、あるいは、お互いに助け合ったり思いやりの持てるような真面目で信頼感があるかどうかです。
結婚は、自分の満足する条件を選んで結婚したいと思うものですが、相手も同じことを考えています。ですから、好きでもない相手と自分が合うかどうかを判断するとき、絶対に忘れてならないのは自分の恋愛価値をしっかり把握することです。 結婚で失敗するのは、恋愛結婚であろうと、見合い結婚であろうと、恋愛価値の違いすぎるカップルなのです。恋愛価値の低い人が恋愛価値の相当高い人と結婚した場合、最初は恋愛の勝ち組には入るでしょうが、いずれ、恋愛価値の高い相手のほうから何やかやと不満が噴出するようになって破局してしまうのです。 だから、恋愛感情の湧かない人と結婚するような場合には、自分と彼との恋愛価値を知って、バランスの合った相手を選ぶことです。高望みをした条件で、うまく結婚までできたとしても、あとあと問題になってくることもあるでしょう。 そのような無思慮な選択をするから、大きな誤りをおかすので、何よりも大切なのは自分の恋愛価値に対する客観的な評価です。
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