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一般的にいって、清純な女性は男にとってかなり魅力的に映りますが、遠くから見えた清純さが、近くでも同じように感じられるとはかぎりません。 清楚と見えたものも、近くで見たら、たんなるズルさであったという例も少なくないものです。女が、ある種のズルさを自分のうちに閉じ込めると、遠目には清純さとして映ることもあるのです。
また、優しい女には、カマキリのように、オスを食い殺す習性があるかもしれません。女というものは、自分の愛する存在を、体の中に入れたいという欲求を持っています。だからやさしさの裏には、男を破滅させるようなこわさが潜んでいても不思議ではありません。
あるいは大人しい女です。おとなしい女は男にとって好都合のようですが、そういう女がただ大人しいだけであることは少ないと考えたほうがいいでしょう。大人しい女の多くは隠し上手です。 女にかぎらず、「大人しい人は裏で何をやっているかわからない」とよくいわれますが、表面に現れているものと正反対の属性が内側に隠されていることも多いものです。ただそれを外に見せないだけなのです。
また、よく泣く女がいます。そういう女は、弱いから泣くのではなく、泣くことの効用をよく知っています。泣けば男が「おれが悪かったよ」「何々してやるから許してくれ」と必ず代償を支払ってくれるからです。 よく泣く女は、涙の使い方を十分知っていて、無意識であれ、自分に有利にコトを運ぼうとしています。だから、女が泣いたからといって、「かわいそうだ」と思うのは、「女の涙はかよわさの象徴」という誤った一般常識にとらわれているからです。
女の美しさだってそうです。男は女の美しさに弱いのだから、美人ほど幸福になると考えがちです。ところが美人ほど縁遠いということも珍しくありません。 逆にいえば、美しさは幸福な環境から生まれるのではなく、植物が腐敗した有機物を栄養にするように、美人はカネ、セックス、賞賛、嫉妬、贅沢、虚飾といったものを肥やしにして、美しい花を咲かせているといえるのかもしれません。 これらのように女の属性は、聞けば理解できますが、実感として納得するのはむずかしいものです。それというのも、いつも女を遠くから眺めているからです。 ともかく近づいていって、顔でもへそでも尻でも足でも、一部分をクローズアップしてみることです。 女を知るための第一歩は、ここだといっていいでしょう。
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