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「バカな女ほどかわいい」と言われたりしますが、これは実際に、バカな女性に人気があるということではありません。 男性の前で、バカなフリができる、男性らすべてを任せられる、男性を頼ることができるということまで広く含んでいます。 たとえば、何かを決定するときに、「男性自身が決定してるか、どうか」は重要な問題です。男性は自分で決めたい生き物ですので、女性は自分が何かしてほしいことがあっても、指図してはいけません。 そうではなくて、お願いするのか、男性自身が自分自身で決めたと思わせるように仕向けなければなりません。 そのために女性は、ときとして、「バカになれ」ということです。
具体的にみましょう。 初期段階では、彼の提案に素直に頷いてばかりいた女性も、彼と親しくなってくるにつれて、自らの意見を言うようになります。それは別にいいのですが、意見するのが彼の生活や経済にまでも及んでくるようになると、大変危険です。 たとえば、彼が仕事以外のときに、どこで誰と何をしているか、お金はいくら稼いで、それをどのように使って、どう無駄遣いしているか。 親しくなってくるとどうしても、女性は把握したくなってきます。そして自分の価値観でそれらについて、つい意見をしてしまうのです。
彼がお金がないと言ったとき、 あなたは彼の支出を考えて、「遊びにそんなに使うから」などとまじめに返してしまうでしょう。そして、その後、彼が遊びに行こうとすると、 「お金がないんでしょ?」などと、つい彼に助言をしてあげたくなりますが、言われた彼はどうしてか、それを指図されたと感じます。 あなたとしは、単にこうすれば合理的じゃないと思ったからこそ言っただけなのに、彼は反発を感じるのです。 あるいは、あなたとご飯を食べに行き、すっかりお金がなくなったとき、 あなたとしては、「あんなに飲むから」と彼を非難したりしますが、それは彼の自由でしたことなのです。意見をしてはいけません。 たとえ彼のやり方が「違う」と感じたとしても、あなたは彼のやり方に従うようにしておくことが大切です。なぜなら、そのお金は彼が稼いだものだからです。 また、時間の使い方も同様です。 彼が毎日飲みに行ってばかりいて、あなたと過ごす時間がなくなった場合、あなたは、「それって行かなくてもいい飲み会だったんじゃない?」などと意見したくなるかもしれません。しかも、彼が「つまらなかった」などと言ったらなおさら言いたくなるでしょう。 あなたとしては、単純に感じたままを言ったのでしょうが、彼はどうしても「指図された」と受け取ってしまうのです。 彼の時間は彼だけのもので、どう使おうと勝手です。いくら無駄に見えても、彼の価値観の中では正しいのです。
女性はとにかく、女性の頭で、彼の時間とお金について考えたくなってしまいます。 「こうすれば合理的なのに」とか、「こうすれば無駄がなくなるのに」とか思って彼に言いたくなります。しかもそのことに他意はなく、親切のつもりでしょうが、やはりやってはいけません。 あなたは彼のやり方に、「うんうん」と素直に頷いているべきです。なぜなら、あなたは彼の価値観を一番に受け入れる存在でなければならないからです。 あなたが彼の時間や経済に意見していいのは、二人がそれを共有できる関係になったとき、つまり結婚を決めたときだけなのです。だから、あなたはそれまでは、絶対に彼の生活やお金について、干渉しないようにしましょう。そして、もしも干渉するとしたなら、それとは思わないやり方ですることです。つまり「お願いする」というやり方です。 男性は助言されるとどうしても、指図されたと感じて、あなたを敵のように思ってしまうものですが、お願いする女性に対しては、一転、「かわいい」と感じます。 だから、あなたが目指すべきなのは、男性にとってのかわいい女性です。指図や意見をするのではなく、お願いをする女性なのです。
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