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近頃は、「素敵な人に出会い、結婚するためには、雑誌の中から飛び出してきたような女子力の高い女でなければ!」とでも言わんばかりに、髪もメイクも完璧。 モテファッションに、まつエクにネイルも欠かさず、自分磨きを怠らず、料理教室や着付け教室に足しげく通い、日々女子力アップに余念のない、なんとも頭の下がる素敵な女性が多くなりました。
ですが、ちょっと待ってください。 ★ 実は、結婚と女子力って、意外と、あまり関係がありません。 これは女性には信じられない話でしょうが、男性が結婚する女性に求めているのは、「女子力」よりも「人間性」です。 そして、もっと言うなら、「おかん力」だったりするのです。
男性は、女性を見た瞬間に、「恋人にしたいタイプ」「妻にしたいタイプ」「愛人にしたいタイプ」の3つのタイプのどれかに分類されてしまい、それぞれに求めているものが違うということです。 ですから、結婚には、高い女子力なんか必要ないということです。 @ 恋人にしたいタイプ 家事なんかできなくても、可愛くて楽しければそれでいいし、どちらかと言えば、周囲に自慢できて連れて歩きたくなるような女性です。 A 妻にしたいタイプ 血色が良くて丈夫そうで、生命力もあって、元気な子供を産めそうな体力のある女性です。そのうえ、家事がしっかりできて、家庭のことはすべて任せてもいいと思えるような女性です。 実際に家庭生活が始まり、子供もいる状態で、奥さんがいつも風邪を引いて弱っていたり、元気がなかったりしたら、夫は安心して家庭を任せることはできません。 B 愛人にしたいタイプ 見ただけでムラムラするようなフェロモンを放出しており、セクシャルなエネルギーを体全体から感じさせる女性です。つまり性欲を満たしてくれるだけでいい女性なのです。 どこにムラムラするかは、男性によって違うわけで、おっぱいが大きいということにムラムラする人もいれば、足が細いということにムラムラする人もいるし、あるいは、身体的な特徴ではなくて、声が可愛いとか頭がいい女性にエロスを感じる男性もいます。
女性が勘違いしやすいのは、雑誌に出ているような女の子はすべて男性の憧れの的で、世の男性はみな、そういう女性を嫁にもらいたいと勝手に思い込んでいることです。 ですから、女性から見て「可愛い」と感じて結婚向きだと思っている女性と、男性が嫁さんにしたいタイプの女性とはイメージがまったく違うものです。 結論として、雑誌の情報をなんでもかんでも鵜呑みにして、女子力を上げるために必死になることはないのです。 もちろん基本的な清潔感とか、品や色気がまったくないのは言語道断ですが、「この人をお嫁さんにしたい!」と男性に感じてもらうには、メイクや料理がどれだけ上手かというよりも、まず、「自分の心や体がどれだけ愛で満たされ、健やかであるか?」ということのほうが、何十倍も重要です。 出産や加齢によって、女性の体は変化します。見た目の弾けるような若さやキレイさがたとえ刻々と変化していっても、愛しさがどんどん増していくような、そんな人間力を育てていくことが大切な気がします。
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