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「女を口説く最良の方法は、女に口説かせることだ」と言った人がいます、まさに名言です。女が口説きたくなる男こそ、男の中の男といえるのかもしれません。 では、女が口説きたくなる男とは、いったいどんな男でしょうか。
女性に「どんな男が好きか」と聞くと、10人のうち8、9人までが第一にあげるのが「優しい男」です。いまの男は、昔に比べたら、信じられないほどやさしくなっていますが、それでも女はまだ男に優しさを求めているのです。 そして、男のほうはといえば、この「優しい男」という言葉を聞くたびに、「また、優しい男か」と、ちょっとウンザリします。 だいたいの男は、「自分は女に対してかなり優しい」と思っていますから、その上にまたいわれると「これ以上、どうやればいいんだ」とガックリくるでしょう。
男は女の求める「優しさ」という言葉に少し食傷気味になっています。 しかし、よく考えてみてください。そういう男性諸氏は、やさしい男というのを、実際にどう考えているのでしょうか。
女の求める優しさというのは、 @ 本来の意味でのやさしさ(素直で物腰がやわらかいこと) A 上品、優雅さ(思慮分別のあるマナー人間であること) B 万事控え目(たしなみの深さが感じられること) C こまやかな気配り(弱いものを助ける気持ちのあること) D 欲望を抑えられる克己心(本能と衝動で行動しないこと) E おおらかでくよくよしない性格(一本、筋が通っていること) と、これだけの意味があるのです。これだけ条件を示されれば、一つくらい当てはまるものがあるはずです。
こう考えれば、なにも見た目のいい男だけが、モテているわけではないことがわかります。 「厳しさとは優しさである」といった人がいますが、本当の優しさはやはり厳しさの中にあるようです。仕事でもきびしい態度で部下に教える人がいますが、それは愛情をもって相手を育てたいと思うやさしさなのです。 ですから、ムリに表面の優しさをつくろう必要はないのです。 むしろ表面では男本来のきびしさ、たくましさを女に対しても持つべきなのです。ただ、すべてにきびしいのではなく、内面にはちゃんとやさしさが息づいていなければなりません。 女性はこのへんのところを敏感に嗅ぎ分けるのです。
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