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恋愛経験の浅い人ほど、少女マンガの設定を現実に持ち込もうとします。 「いつか白馬の王子様がやってきて、手取り足取り恋の手ほどきをしながらゴールまで導いてくれる」といったイメージです。しかし、それは現実にはありません。 それだけなら問題はないのですが、出会いそのものを自ら閉じてしまう可能性があるから白馬の王子様に憧れるのは危険なのです。 ここでは、どうして、少女マンガの設定を現実に持ち込んだらいけない理由と対策を検証してみましょう。
少女マンガの設定を現実に持ち込んではいけない理由があります。それは「出会いを広げようとしない」「男性との会話に慣れようとしない」「オシャレもしようとしない」という傾向に走ってしまうのです。 二次元は二次元です。白馬のシンドロームになると、「あり得ない妄想」が先走り、何年間も現実的な活動をしなくなります。 そうして「いつか私を見つけてくれる人がいるかもしれない」といった受け身のライフスタイルを作ってしまうのです。 運命の出会いは、妄想するだけで何の行動も起こしていない人に、ある日突然やってくることはありません。
あなた自身が、最初はぎこちない物腰で出会いの場所におもむき、そういう生活を1、2年続けて場数を踏んで、やっと慣れはじめたころに、はじめて現われるものです。 傷つきながら異性に慣れ、何度彼女「敗北感」と、そのうち何回かの「脈あり感」を感じながら、少しずつ引き寄せていくものです。
たしかに「運命の王子様」はいるかもしれませんが、男友だちがゼロの状態から、いきなり運命の人があらわれても上手くいかないし、対話もまともにできないでしょう。 あなたの隠れた魅力を汲み取って、勝手に恋心を抱いてくれる、そんな少女マンガのような設定はまずあり得ません。現実の男性は、そこまで都合のいい存在ではないのです。
少女マンガ的な想像をして恋を待ち続けることは、受験勉強をせず、受験願書を取り寄せず、さらには受験そのものもせずに、「いつか第一志望校に合格する」と思うようなものです。 今日からは結果をきちんと引き寄せる努力をすることです。 努力は確実に、あなたを現実的な出会いの成就へと近づけます。さあ、目を覚まし、本当の出会い活動を始めましょう。 結婚できる女性は、自分の弱点を知り「勉強しなければ一生独身」と厳しく現実をとらえますが、できない女性は、何の努力もせずに王子様があらわれると信じています。 |
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