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「男というのは、昼間起きているときは、女性に対して偉そうに言ったり、自慢したりして、彼女を困らせたりするものですが、夜寝ているときのしぐさとかあどけない顔を見ていると、たまらなく好きになってしまった」という話を聞いたりしますが、これなどは母性本能が覚醒されてしまったのでしょう。 母性本能とは、危なっかしい子どもを外敵から守ってやりたいという本能のようであり、私がいないとこの子はダメになってしまうという感情が強いところからきているようです。 子どもを守る一心からそういう本能が覚醒されるのはわかりますが、それではどうして一人前になった男に対しても母性本能をくすぐってしまうのでしょうか。
これは大人になりきれない考え方や子どものような行動を取るという、意外性があることから生じます。 あるいは大人なのに子どものように他愛のない部分があるなど、大人と子どものギャップが大きいほど、その子どもっぽいしぐさにかわいさを感じてギュッと抱きしめたくなるようですが、あなたもこの女性本能を目覚めさせましょう。 ただ母性本能は、大の男が甘えたからといっても、「何と自立心のない男だろう」と思われるだけです。彼女の心の中で、あなたに対し、自分をどれだけ必要とされているかを感じたときにくすぐられるのです。
それでは、具体的にはどうすれば良いのか? 彼女をあなたの部屋に招いたときなどに、「オレが料理を作ってやるよ」と言って、ぶきっちょそうに卵焼きなどを作ってあげると、女性としては危なっかしく見ていられなくなって、「私が代わって作ってあげよう」ということになります。 そんなとき、「本当はオレ、何の料理も作れないんだ、ごめん」などと言えば、彼女の母性本能が刺激されて、「なんて可愛い素直な子なんだ」と心に思い、あなたを手放せなくなるのです。
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