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舌を突き出す仕草をしたり、舌を固くする仕草は、これ以上自分に近づくなという拒否サインを表しています。
あなたは、食事をしているときに、おかずに交じって口の中にヘンなものが入ってるとか、あるいは、魚の骨が歯の間に引っかかったような場合、舌を突き出して放りだそうとしないでしょうか。 よく子どもの頃、ケンカしたりしますと、「あっかんべぇ、お前なんかあっちへ行け!」などと相手にした記憶はありませんか。 これなども、「あっかんべぇ」と同時に舌を固くして口から出しますので、やはり相手を拒否するしぐさなのです。 こういうしぐさは子どもだけでなく、大人でも日常やっていることなのです。 あなたが夢中になって本を読んでいるとき、突然電話がかかってきて、それもあなたが会いたくない相手だったりすると、「ちぇっ」と心の中で言って、舌打ちするか、舌を突き出すしぐさをするでしょう。 ですから、嫌いな人とか、相性の合わない人などと接していると、どうしても舌が固くなって拒絶反応の特徴を示すことがあります。
それでは逆に相手を受け入れたいと思っているときには、舌は柔らかくゆっくり動かすものです。ちょうど、美味しい食事を前にしたときに、舌舐めずりして、ぺろりと平らげるような、まさに動物的な本能を示すのです。 ですから、あなたが合コンなどで男性と知り合ったとき、彼が舌を使ってぺろりと食べるようなしぐさをしますと、あなたを口の中に入れてしまいたいほど、本能的に気に入ったというサインなのです。 こういうサインが出ますと、相手の気持ちははっきりしますので、後はあなたが好きか嫌いか決断するだけです。 これはキスをするときなども、彼がその気になっているかどうかは、舌を固くしているか、あるいは、舌を柔らかくしてあなたの舌をまさぐろうとしているのかで、キスをいやがっているかどうかが分かるものです。
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