|
言葉は、気持ちを伝える手段でありますが、意図的に言葉をコントロールして、自分の気持ちと反対の言葉を使うこともできます。 ですから、言葉から嘘を見抜くことは非常に難しいですが、態度や表情は嘘をつけないものです。 ただ作り笑顔など、多少は表情も取りつくろえるにしても、びっくりして心臓が高鳴ったり、恥ずかしさで顔が赤くなるような自立神経の反応まで制御できるものではありません。無理に抑えようとすれば、必ず、体のどこかに不自然さが表れるものです。
昔は、縁故を頼って就職の頼みごとをすることも多かったのですが、そんなとき、頼まれた相手が照れくさそうにして頭を掻いたりしますと、これは「厚かましいヤツだなあ、いい迷惑だ」と思っている証拠です。 頭を掻くのが目的ではなく、本当はこぶしを振り上げてしまったのはいいけれど、振り下ろすところがないため、結果的に自分の頭を掻くしぐさになり、それを隠そうとして照れくささになったもので、脳が冷静に素早く反応したのです。
あなたが好意を持っている男性に自分の思いを伝えた瞬間は、「果たして、どんな返事をしてくれるのだろうか、イエスなのか?ノーなのか?」、心臓の鼓動は急激に高まり、毛穴からは汗がじっとり浮き出てくるものです。 そして、男性のなかには、ストレートな返事をせず、「急に告白されたのでびっくりしたよ。君の気持ちはわかって嬉しいんだが、今は考えられないなあ」などと、断っているのか、このままアタックすれば気が変わるのか、ピンとこない場合がありますね。 そんなときに、男性が照れくさそうに頭を掻きながら言ったのなら、脈はないと見て良いでしょう。 「それよりも、君にそのように告白されるのは、はっきり言って迷惑だよ」と言っているのと同じですから、そういう曖昧な言葉を頭を掻きながら言うような人とは、早く諦めたほうが良いでしょう。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男性心理・女性心理. All rights reserved. |