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きっかけをつかむ方法は、話題だけではなく、「好き嫌いをつかめ」です。 要するに、どういうものが好きでどういうものが嫌いなのか、それを早くつかんでしまうことです。
0から9までの数字の好き嫌いを聞くのも、よい方法です。それによって電話番号や誕生日を聞き出したり、好きな数字の日にデートを約束したりできます。 コーヒーを飲むときでも「これちょっと薄くない?」と聞いて「いいえ、私薄いほうが好きかなの」といえば、それで一つ好みの傾向がつかめます。 白壁で大きな窓のあるレストランへ入って、「明るい感じたね」といって喜ばないようだったら、薄暗いバーへ連れて行けばいいでしょう。 好き嫌いをつかむためには、もちろん質問しなければなりませんが、「このコーヒー濃くない?」とか「この料理ちょっと辛くない?」という聞き方は、さりげないし思いやりがあって、相手に違和感を与えません。しかも、そこから次の話題へと発展していけるものです。
これを「歳はいくつ?」とか「どこの生まれ?」「どこの学校?」などと聞くから、興信所スタイルになって、相手をシラけさせる結果になるのです。 プライバシーに関することは、最初から聞いてはいけないというのが鉄則です。
逆に、好き嫌いで早くつかんだほうがいいのは趣味です。もちろん、「ご趣味は?」では芸がなさすぎます。いろんな話題の中から答えを誘導していくのです。 趣味にもいろいろありますが、裁縫など家で一人でできるものは、聞いてもとりあえず置いておきます。そして、一緒にできるような趣味を聞き出すことです。 かりにボウリングについて聞き、「下手だけど何回かやったことがある」というなら、「それなら、今度一緒に行きましょう」と誘ってみるのです。これで次のデートの糸口がつかめるわけです。 遊び感覚でできるスポーツが、一番きっかけになりやすいジャンルです。とはいえ、いまの女性の趣味はけっこう多様化していて、すべての女性が流行のものに関心があるとはかぎりません。 「はやりものは私、やらないことにしてるんです」などと言い出すかもしれません。
クラシック音楽でも、ショパンやモーツァルトはダメで、バッハ一筋などといわれると、あなたも困るでしょう。あるいは美術館めぐりを本格的にやっているといった場合です。 あまり専門的なことは、知ったかぶりせずに聞き役に徹したほうが、かえって話も弾むしボロも出ないですみます。
しかし、ふだんから流行を追っている女性なら、知識が浅くても、男とそういう話をしたがる傾向が強いので、彼女がいつも話しているような情報雑誌系の基礎知識は、ある程度仕入れておく必要があります。 女の関心の傾向や具体的事実をつかむのに最適なのは、やはり女性誌です。そんなにたくさんの種類に目を通すことはありませんが、週刊誌、月刊誌のそれぞれ一から二誌には目を通しておけば、話題に困ることはないでしょう。 それもムリだという人は、せめて電車の中づり広告や新聞の広告だけでも、じっくり目を通しておくくらいの努力は必要です。 ゴルフが好きな人同士が集まると、30分でも一時間でも、あきずにゴルフの話をしているものです。あれと同じで、趣味とか好き嫌いが一致すれば、話がはずみ親近感がグッとわいてきます。
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