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女性が、どういうしぐさ、動作、行為をしたときに、男性は女性のどこにフェロモンを感じているかを女性自身に尋ねたら、次のような答えになるのではないでしょうか。 たとえば、「胸の谷間をちょっと見せたときに男性の目が胸に集中したとき」、「唇がプルプルで真っ赤な口紅をしているとき」、「髪の毛をかき上げたときに細くて白いうなじを見せたとき」、「肌に透明感があるとき」などではないでしょうか。 現実に女性からフェロモンが発生しているかどうかは分かりませんが、男の脳は女性に対して敏感に何かを感じ取っているのは間違いないでしょう。 ここでは、女性に対するフェロモンの感じ方について、検証してみましょう。
まず、目です。視覚が異性の魅力をキャッチして、脳のしかるべき部分を刺激するのでしょう。鼻もそうです。嗅覚が視覚と同じ働きをするのです。 「男は単純」と言われるのは、こんなところに由来するのかもしれません。脳から心へ伝わるのではなく、直接感じるというのか、性的な感覚として肉体へ伝わってしまうようです。
女性の体内から分泌され放出されたフェロモンは、男の精神状態や生理状態に影響を与え、ときとしてはクラクラと目眩を起こさせる作用さえあるのです。当の本人は何食わぬ顔で知らんぷり。 男が視覚や嗅覚で受け取ってしまったフェロモンの影響は、たちまち脳に伝わって、性的な欲求はそのまま肉体の部分へと伝達されるのです。 それは一瞬の出来事です。気持ちでは我慢することができても、肉体の一部が反応してしまうのです。フェロモンを感知した瞬間に肉体の反応が起きる様子は、まるで方程式のようです。あれこれ考えたりするのは、それからなのです。もちろん理性があるわけですから、即行動ということにはなりません。グッとこらえます。 ある程度大人になった男なら、性的に感じてもラクに流せる度量も兼ね備えており、フェロモンに対する免疫も持っているのです。
女性は性的な関係を持つと美しくなれると言われていますが、男だって女性の発するフェロモンで逞しくなる要素を持っています。 ただ、長く付き合いをしていると、マンネリ化や飽きがくることで、二人の関係が無頓着になってしまい、女性は女としての意識が徐々に薄れ、男は女性にフェロモンを感じることもなく、お互いの感性が鈍ってしまいます。 愛情のマンネリ化です。それではいいベッドライフもできなくなるでしょう。互いに女として、男として自分を磨き、フェロモンを適度に漂わせるように心がけていくことが、愛を保つためには大切なのです。
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