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最近、引き寄せの法則や、願望実現法が非常に流行っていますが、何かを引き寄せようとか、何かを欲しいとか思っている間は、それが「ない」状態が続くということをご存知ですか。 なぜかと言うと、「すでに手に入った状態」と「欲しい状態」は、まったく周波数が違うので、自分が放つ周波数が「欲しい」だった場合、「すでに手に入った状態」を経験することができないからです。 これはラジオのチャンネルをFMに合わせている時、AMの放送が聞けないのと同じです。そしてさらに言えば、なぜ「欲しい」と思うのでしょうか。それは「ない」と思っているからです。 ★ 「ない」と思っている時は、「ない」という現実しか起きません。 だから大ざっぱに言えば、「結婚したい」と思っている時に「すでに結婚している」という状態は起こらないわけです。その証拠に、結婚している人は「結婚したい」と思っていませんし、妊娠している人は「妊娠したい」と思っていません。
この宇宙の法則として、「欲しい」という感情の周波数上に、それが「ある」という現実は起こり得ないということを、まずはしっかりと知っておく必要があります。 では、欲しいと思っていたものが手に入ったという時というのは、どういうことが起こっているのでしょうか？ これは、ある時点で何らかの理由により、周波数が「欲しい」という状態から「もうある」「あって当然」に変わったか、忘れたり、他の何かに気を取られて「欲しい」と思わなくなったことで、「ある」という現実が創造されたのです。 この法則からいくと、「結婚したい」と思っている時に創造される現実は、「結婚したい」と思うような現実です。
どういうことかと言うと、幸せそうな夫婦や家族と遭遇したり、一人でいることにとても孤独を感じたり、結婚することが難しいと感じたり・・・「結婚したい」という想いを強める現実ばかりが創造されてしまうのです。 それによって、想いがより強烈になり、さらに強烈に結婚を求めたくなるような現実が創造されるというループになっていきます。 だからといって、本当は結婚したいと思っているのに、急に結婚したくないと思うことはできないし、無理してそのように振舞ったとしても、心の深い部分でそう思っているのであれば、結婚したくなるような現実を創り続けるのを変えることはできません。 ここが「引き寄せの法則」を勉強した人が一番厄介に感じるところであり、落とし穴でもあります。
★ 一番いいのは、結婚をきっぱりあきらめて、結婚なんかしなくても最高に楽しく生きることを考えることです。それには、「自分が今何をやらなければいけないのか」を明確にし、それをやることです。 あきらめるのが無理なら、せめて他の楽しいことをやって思いっきり夢中になることです。 結婚しようがしまいが、彼氏がいようがいまいが、今すぐ人生を楽しみ、安心して、喜んで、最高に幸せを感じることです。 少し想像してみましょう。 素敵な人と出会い、お互いに愛し合い、今まさに生涯を共にすることを誓い合う時・・・、あなたはどんな気持ちでしょうか。 すごく嬉しくて、安心して、喜んで、最高に幸せなのではないでしょうか。 ということは、その気持ちになることで、あなたは運命の人に出会うことになるのです。「引き寄せの法則」の波長、あるいは周波数が引き合うのです。 ですが、「今すぐ人生を楽しみ、安心して、喜んで、最高に幸せを感じるなんて、わたしはムリ。わたしにはあれもこれも足りないことばかりだし、目の前にある現実はちっとも幸せじゃないのだから！」と、あなたは言うかもしれません。 ★ これこそが気づくべきこの世界のトリックであり、思い込みであり、勘違いなのです。 現実というのは心の投影です。先に目に見えない潜在意識で起きていることが、そのまま現実となって現れます。この逆はありえません。世界はそういう仕組みになっているのです。 そして、これも大切なことですが、「○○がなければ幸せではない」というのは、世間や親からの刷り込みです。そういった種類の思考はすべて思い込みです。本当は○○はあろうが、なかろうが、あなたの幸せには関係ないのです。
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