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よく男は女友達に「友達、紹介してよ」と頼むことがありますが、言われた女性としては結構、不愉快な気分になるでしょう。 実は、この言葉には、二つの解釈ができます。 ひとつは、あなたに好意を持っていて、照れ隠しのために言う場合と、もうひとつは、あなたに好意がまったくない否定的な場合です。どちらかと言えば、後者のほうが多いようです。 ここでは、この言葉の裏に隠された男の本音に迫ってみましょう。
ダイレクトに「好きだ!」と言ってしまうと拒絶される恐れがあるような場合、女性への好意を隠し続けなければ恋愛は成功しません。このため、男性がまわりくどいアプローチをするようになるのです。 「好きだ」という意思表示をしていいのは、相手の女性も自分のことを好きでいてくれているという確認が取れてからのみです。 女性もそうですが、とくに男性のほうが好きであることを隠さなければならないのです。その理由は、とにもかくにも肉体関係を持たせるという最終権限が女性にあるからです。 この「友達、紹介してよ」は彼があなたに「好意を持っていること」をカムフラージュしたいからです。異性といて意識していないことをアピールしながら、さり気なく優しくしていけば、恋愛成就ができるかもしれないと思っているのです。
ただし、喜ぶのはまだ早いかもしれません。と言うのも、このようなまわりくどい戦略は、「高嶺の花」的マドンナにしか使われないからです。当然と言えば当然ですね。
回りくどい戦略は、相手に自分の好意を悟られると拒絶される場合にのみ発動されるはずで、悟られても平気な場合、たとえばあなたが彼のことを好きな場合は、彼はわざわざこのような戦略は使いません。それは時間と労力の無駄です。 だから、あなたが彼のマドンナ的存在であれば、「友達、紹介してよ」は好意のサインと受け取ってもかまいませんが、おそらくたいていの場合、あなたが彼のことを好きで、つまり好意のサインではない可能性が高いでしょう。
彼は、もともとあなたを異性としては見ておらず、あなたとつき合いたいと思っていません。残念ですが、あなたをダシにして他の多くの女性と知り合いになりたいという、完璧な「NGワード」と考えるべきです。 しかも、あなたを傷つけるようなこのような言葉を言ってしまえるということは、友達としてのあなたを失っても別に平気だという意思表示です。 あなたはダシ以外に利用価値がないと彼に思われています。 ですから、彼とつき合う夢だけは持たないようにしましょう。
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