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メル友や出会い系サイトで知り合った相手と何度かやりとりしているうちに、男性は必ず、「とりあえず、会おうよ」と言ってくるはずです。どんなに遠距離であろうと、場合によっては海外に住んでいても、です。 ここでは、なぜ、そう言ってくるのかを検証してみましょう。
メールでのやり取りは、新しい恋愛のコミュニケーション手段として急速に広まると同時に、大きな落とし穴もあります。 だいたい出会い系サイトにアクセスしてくる男性は、その目的によって大きく二つのタイプに分けられ、ひとつは、まったく出会いがなく、真剣に彼女を探しているタイプです。もうひとつは、遊び相手や都合のいい女を求めているタイプです。純粋にメールだけを楽しもうとしている男性は、皆無と思ってほぼ間違いありません。 なぜなら、太古の昔から男は狩人の本能を持っており、男にとって、女性は最高の獲物であり、その獲物を狙うためなら、ウソでも平気でつけるし、得意でないメールでもマメにするのです。
とくに、女性が注意しなければいけないのは、カジュアル・セックス(一夜限りの愛のない性的欲望)を満たそうとする男です。 そしてこのような男性ほど、あなたの周囲にいる男性よりも、あなたに愛を囁くのが上手で、甘い夢を見させてくれるのです。
もともと女性は脳の構造上、男性よりも洞察力が鋭く、ウソを見抜く能力も高いのですが、少しその能力を過信しているようです。ウソを見破るためには、相手の顔色や、目の動かし方、声のトーン、しぐさ、話の内容などから判断するわけですが、そのなかで「話の内容」がもつ情報量は全体のたった10パーセントにすぎないという研究発表があります。 ですから、基本的に話の内容から相手の情報を正しくつかむことは難しいのですが、女性は「メールで相手の心を読む」ことができると信じているようです。 メールでは、文字情報しか読み取ることができません。相手のウソを見抜くだけの充分な情報量がそこには存在しないのです。 ウソを見破るためには、顔の表情よりは体の動きのほうがウソを読み取ることのできる確率は高いのですが、メールのやり取りだけでは、体の動かし方どころか、顔も見えなければ声で判断することもできません。
さらに、メールは何度も読み直したり書き直すことができ、男も巧妙にカムフラージュしやすいのです。 女性は、太古から男性のウソを見破る能力を身につけてきましたが、メールはその「ウソを見破るためのアイテム」が排除されている通信手段です。つまりウソをつくのが下手な男性にとって、これほど強力なナンパツールはありません。これでは男性がどういう目的でアプローチをしてきているのか、充分に判断できません。
こういう状況下で、「とりあえず、会おうよ」と執拗に迫ってくる男の目的は、ただひとつ、あなたの体が目当てなのです。 もしも、あなたがカジュアル・セックスを目的とは夢にも思っていないのならば、メールでの誘いには、簡単に応じないほうがいいでしょう。
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