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「君のこと、きらいじゃないけど・・」のセリフは、女性からの告白に対するやわらかい断り文句の代表例でしょう。 冷静に考えると、明らかに拒絶されているのですが、かすかに期待感を抱かせ、可能性を残すという曖昧な名文句です。 ここでは、この言葉の裏に潜んだ男の本音に迫ってみましょう。
これは女性が使うほうがはるかに有効で、期待感を抱かせ続けることができますが、男性が使う場合は、ほとんど脈がない断り文句になります。 なぜなら、男性は女性よりもはるかに惚れやすく、そのうえ女性を早く獲得して自分のものにしたいという欲求が強いのです。 その惚れやすい男性が「嫌いじゃないけど・・」というのは、「私のこと好き?」また、「私とつき合って欲しい」というアプローチに対する答えであり、女性のほうから、「肉体関係ができてもいいよ」と誘っているにもかかわらず、こう返答するのですから、いかに脈がない言葉かということがわかります。
では彼はあなたのことを好きではないのか、という疑問がわきますが、答えは「好き」です。ただし、男性の「好き」の範囲は、ほとんどすべての女性と考えて間違いないでしょう。 言い換えると、体だけいただけるなら、ほぼ全員の女性をそれなりに好きになれるのが男の性なのです。 ただし、これには「飢えの法則」を満たさないとダメです。 お腹がペコペコで、まさに死にそうなほど飢えているときは、カビのはえかかったパンでもおいしいし、食べたいという法則です。 本当に彼女が欲しくてたまらないときなら、少々魅力の劣る女性であっても、男性は、性的欲求が高まったときには、好きになるように創られているのです。
ですから、この「嫌いじゃないけど・・」という言葉には、チャンスがあれば、体をいただきたいという願いと、未練がましさがあり、つまり「嫌いじゃないけど、性的な対象としか考えられない」ということです。 男性は遺伝子の命令によって、都合のいい女性をたくさん作りたくて仕方ないのですが、それをしない理由は、本命との恋愛成功率が低下することにあります。 本命との恋路を絶対に邪魔しないで、誰にも秘密でつき合うことができると彼に信じ込ませることができるのなら、その彼とほぼ100パーセントに近い確率で二股恋愛を楽しむことができます。 ただし、彼があなたをそれほど信用する材料を作ることは簡単ではないでしょう。 もし、あなたが都合よく振る舞うことのできる大人の女性だったら、彼は遠慮なくあなたとつき合おうとしたでしょう。しかし、警戒心が強い男性はほどそのような二股ができないということも知っておきましょう。
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