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ここでは、「もう一段階上のレベルで女心をつかみたい」と望む人のための処方箋です。 これには、次の四つの条件を満たすよう努力するのがよいでしょう。
この典型は長嶋茂雄、星野仙一、安倍晋三でしょう。 彼らの魅力はといえば、明るさ、屈託のなさ、専門分野における優秀さ、社交性、行動力などです。 一つひとつあげれば、努力しだいで誰にでももてるものもあります。これらがすべて備わったときに、そこに一種の化学反応のようなものが起こって、独特の魅力が出てくるのです。それが華のある男なのです。 また明るさとは反対の寡黙タイプですが、今は亡き高倉健さんも華のある男でした。
女が好む男の条件の第一はやさしいことだとよくいわれます。では、やさしい男とはどんな男なのでしょう。 少なくとも頼りない男ではないことは誰にでもわかります。では、女に親切な男でしょうか。これも無条件にそうだとはいえません。本当の男のやさしさには、次の五つの要素が必要です。 まず @ 文字どおりのやさしさがなければなりません。 A 上品さ、 B どこか控え目であること、 C こまかい気配りができ、 D 自己抑制できなければなりません。 これだけの要素がそろってはじめてやさしい男といえるでしょう。
感性という言葉は、よく使われるわりには、意味するところがあいまいで、人によって受け取れ方が異なるようです。男の感性というのは、仕事、カネ、地位・名誉といった社会的なステータスと離れたところにある男の美学ではないでしょうか。 「おれの生き方はこうなんだ」という一種のこだわりを持って、その上で才能を発揮したり、あるいはそれに即した行動をとれるということです。そういう男こそ感性豊かな男で、女はそのような男に惹かれるものです。
男の究極の魅力とは、たぶん女が抱かれたくなることにあると思います。つまり男の理想像です。女から見た「抱かれたくなる男」とはどんなタイプなのでしょうか。 それは、現代社会の枠組みの中で立派に通用する実力、教養、知性、常識を身につけていて上で、なお野性味を失っていないような男です。たとえば、無人島に流れついても、山で遭難しても、ちゃんと生き延びられるだけの智恵と勇気を持っているような男です。 以上の四か条を兼ね備えるのは、男としてはかなりむずかしいでしょうが、これを目標にすることは、なにも女にモテないの次元の問題ではなく、もっと本質的な、男の生き方にかかわってくるものではないでしょうか。
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