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もし、あなたが好きな相手から話しかけられて、自分の顔色が少し赤くなるなら、あなたが彼に好意を抱いていることの証拠で、あなたから彼への無意識の伝言なのです。 彼は、「言葉で言えなくても、自分のことを好きなんだな」と知ることができます。
赤ん坊は自ら福徳を持って生まれてきていると言われますが、確かに赤ん坊のあの丸くてぽっちゃりした瑞々しいほっぺたは、たとえ実の親でなかっても、愛くるしいと万人が抱いていると思います。 そのように、赤ん坊は、どんな人からも、あるいはどんな動物からでさえも、好かれて大事にされるよう顔をして生まれてきています。 そして、人はその赤ん坊の頬を抱きしめたり、キスして、保護してやりたい気持ちになるのです。 ですから、私たちは大人になっても、相手をかばって保護したい気持ちが高まりますと、相手と頬を合わせたり、唇を重ね合わせたくなるのです。
頬は、感情がそのまま色に出やすいところであり、恋愛においては、特に重要な意味を持つようになります。 たとえば、好きな相手にじっと見つめられたりしますと、顔がピンク色にほんのり染まったり、それを隠そうとすれば、よけい心臓が高なって頬が熱くなるのです。 うれしさ、驚き、恥ずかしさ、とにかく赤面することで、自分の気持ちを相手に悟られてしまって、恥ずかしい思いをした人もいるはずです。
この頬が赤くなるのは、赤ん坊の顔の色が赤いのと同じで、本能的にあなたに優しくしてほしいと、愛撫を求めている姿なのです。 逆の場合もあるでしょう。 あなたが彼に話しかけたとき、あるいは目があった時に相手の頬の色がみるみる赤くなれば、この相手は、多くの場合、あなたに好意、あるいはもっと深い愛情を抱いていると思って間違いないでしょう。 赤く染まった頬は、恥ずかしさの表われではありますが、この赤い色は、あなたに優しくして欲しいという愛情表現なのです。
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