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「目は心の窓」といわれるように、視線の動きや目の仕草は、本音やウソの心理状態がどうなっているのかを端的に示しています。 刑事ドラマなどでは、容疑者を尋問中に、目が右斜め上を向いたら「お前はウソをついているな」と問いかけるシーンがありますが、確かに目が右斜め上を向くときは、ウソをついているときに出やすい目の動きなのです。
とくに、目が右斜め上を向いたときには、自分の人生で経験したことのないような体験や光景を思い浮かべようとしているときには、こういう目の動きになるようです。 彼女から「昨日の夜は携帯の電源を切っていたけど何かあったの?」と問い詰められたとき、言い逃れをしようとする場合には、いろいろと新しい情報をイメージしなければならないため、目が右斜め上に向いてしまいます。
目が左斜めに向いた場合には、これまでに見聞きしてきたこととか実際に体験したきたことを思い出しながら、それを視覚化しようとするときの動きだそうです。 彼女から「昨日の夜、部屋を訪ねたのにいなかったじゃないの?」と問い詰められたとき、別にやましいところがなければ、昨日の夜の状況を思い出しながら話すので、目は自然と左斜め上を向くようになります。
聴覚的なイメージを新たに創造しようとするときの視線の動きであり、「明日の同僚の結婚式でのあいさつをどうしようか」などと考えているような場合に見られます。
過去に聴いた音楽とか、過去に会話した言葉などを思い出して、視覚化する動きだとされています。ですから、過去に彼女と別れたときの状況をもう一度思い出したいときには、このような目の動きにすれば、鮮明に思い出されてくるかもしれませんが、悲しさが募るだけかもしれませんね。
過去にあった身体的な痛みとか感情を思い出して、そのときの状況を視覚化しようとするときの動きだとされています。 持病の痛風が痛み出したようなときに、この目の動きをすれば、過去の痛みの感覚を思い出しているのです。
自分の心の中で、無意識に自問自答しているときの動きだとされています。デートをしているとき、彼がこのような目の動きをしたときには、恋人をどう口説こうかといろいろな状況を想像しながら、心の中で会話しているときと考えてよいでしょう。
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