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ギャップとは、普段の自分とのイメージの違いのことですから、あなたがギャップを演出しようと思ったら、まずは自分自身のイメージを正しく知ることが基本です。 そしてその上で、それを裏切るような行動を意識してとればいいのです。
たとえば、あなたが無愛想な人なら、ギャップの演出は簡単です。 気になる相手に対して、たまにニコッと微笑むだけでいいのです。 普段がフレンドリーな人なら、逆に素っ気なくするとか、メールで礼儀正しくするのもオススメです。 これは、モテる女性がよくしている演出のテクニックですが、彼女は最初の会合やデートのときには、意識して男性に対して敬語で話し通すのだそうです。 そして、「礼儀正しい女性」という印象を彼に植え付けておいて、帰り際のほんの一瞬の間だけ、タメ口で親しげな態度になるということです。 具体的には、「楽しかったね」と言って、彼の腕に軽く触れてみたりする。 そして、このタメ口は、ここで封印するのです。あとは元の礼儀正しい態度と言葉遣いに戻って、さっと別れてくるのです。 するとそれだけで、ほとんどの男性は彼女にアプローチをしてくるのだそうです。こんなすごいテクニックを使われると、男性も参ってしまうでしょう。 ギャップを演出するためには、まず自分自身のイメージを正確に知ることが不可欠です。 あなたは普段、どんなイメージの女性でしょうか。 周りの人に聞くなどして、まずは正確に把握しておきましょう。
ギャップを演出する上で、特に注意が必要なのは、美人で性格が三枚目や女性らしい外見を持っている人の場合です。 美人や女性らしい人がとる三枚目的行動は、ギャップはギャップなのですが、「モテること」から考えるとマイナスです。 外見が女性らしい人の場合は、そのイメージを守り通すような行動をとらないとがっかりされます。
人というのは勝手なもので、美しいものや憧れるべき対象に対しては、そのイメージを勝手に持ち続けていたいものです。 だから美人が、美人にふさわしからぬ行動、たとえばダジャレを言うとか、バカ笑いするなどすれば、確かにギャップではありますが、男性からは、なぜかがっかりして、恋の対象から外してしまうのです。 本当に美人に責任はないのですが、事実としてこれはありえることなので、美人はどうか気をつけてください。 逆に美人でもない人が、美人的行動をとるとその場合には、「イメージアップ」につながりますので、どうぞご安心ください。
またもうひとつ、「気をつける」という意味において、意識するべきは「チラリズム」です。 美人が三枚目でもいいのですが、それは、ちらっと見せる場合のみです。「チラリ」ならかろうじて、美人的イメージを崩されることはないでしょう。 ギャップというのは、チラッと見せる「チラリズム」があってこそ、さらに際立ってくるものです。 そこであなたがどうしても、三枚目的行動をとりたくなったら、「少しだけやって、後は二枚目に戻る」意識で行うことです。三枚目的行動が増えすぎると、即、「美人らしい行動」に戻ることです。そうしなければ、あなたは憧れの対象ではなくなると心得ておきましょう。
よく、可愛くて愛想がいいのに「モテない」女性がいます。 女性からすると、ひどく感じがよい彼女たちがモテないというのは、実際「なんで?」と腑に落ちないものですが、それには理由があります。 それはズバリ「足しすぎ」です。 可愛くて、愛想もいいのに彼ができないのは、たいていがサービス過剰なのです。 モテる要素としての「ギャップ」というのは、その人の持つ魅力とは別方向の魅力を見せることですから、同方向にプラスされても意味がないのです。 意味がない以上に、相手はなぜだかあなたの「底が見えた」気になって、深追いしたい気持ちを失います。
たとえば、普段から可愛くて愛想がいい子が愛想のいいままだったら、単に「愛想のいい子だな」というそれだけできっと終わります。 しかし、ふと悲しげな表情が見えたり、急に強気になられたりすると、「どうしたんだろう?」と思い、惹かれるものです。 冷静な頭で考えてみれば、ずっと愛想よくしているほうが実は大変だし、すごいことなのですが、恋では、それがそうではありません。人間的に正しいことと、女性として魅力的なこととは、必ずしもイコールではないのです。 肝心なのは、自分がどのようなイメージの人間であるかを知って、それに対して、うまいこと足し引きできる女性になることです。それがギャップを演出し、恋を操るということなのです。
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