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本当に真剣に交際を考えている彼がいるなら、仲間内に交際宣言をしてから、堂々とつき合いましょう。 一度、仲間内で火遊びをしてしまうと、相手のグループの男性からは、遊び相手の女性としか考えてくれませんので注意してください。
女性が3人集まれば、占いや恋愛話に花が咲きますが、男のほうはもっと盛り上がって、女性談義をするものです。 仲の良い男のグループでは、女性が考えている以上に、プライベートな部分まで突っ込んだ話をするもので、平安時代でも同じ状況であったようですよ。
「雨夜の品定め」という言葉が、紫式部(むらさきしきぶ)の『源氏物語・帚木の巻』の一節に出てきますが、「雨夜の品定め」と言えば、光源氏が、ある雨の夜、宿直の退屈さをまぎらわすために、三人の男性(頭中将(とうのちゅうじょう)、左馬頭(さまのかみ)、藤式部丞(とうしきぶのじょう))が長雨の続く五月雨の夜に、つれづれなるままに女性論、体験談に花を咲かせたとあります。 このときの「雨夜の品定め」で、光源氏は夕顔の存在を知ったというわけで、昔も今も女性談義は盛んだったようです。 男同士というのは、仲の良いグループであれば、「誰にも言うなよ」と口止めしながら、しっかり自分の女性関係をばらしていたりします。 ですから、あなたが男性と交際するようになれば、すぐにその関係は男性のグループ内に知れ渡りますので、まだ二人の関係を秘密にしておきたいのなら、始めにはっきりと彼に「二人の交際は、今は黙っていてね」と釘を刺しておきましょう。
とくに、あなたのグループと彼のグループとが合コンなどをした場合には、絶対恋の抜け駆けはやめておきましょう。
もし、あなたに恋人が欲しいという気持ちが強く、つい焦ってしまって合コンの帰りに、気に入った彼と抜け駆けして関係を持ってしまったような場合には、そのうわさは瞬く間に彼のグループ内の知るところとなるからです。 なぜそうなってしまうのかと言えば、あなたと彼はグループ内で交際宣言をしていないから、交際宣言前の火遊びは単なる「浮気関係」としか受け取られないからです。 そういう関係だと、男というものは、「彼女にはいい思いをさせてもらったよ」などと自慢げに仲間に話したくなるのです。
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