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だれだって、恋人関係になった当初は、彼が何をやろうと、あるいは何を言ったとしても、うれしくて楽しいことばかりだったでしょうが、恋愛期間も3年も過ぎようとしますと、彼の一挙手一投足にも新しい感動はなく、気持ちもかつてのような胸の高鳴りを覚えることもなくなるでしょう。
人間は、相手が自分から離れることがなく、手に入れてしまったという気持ちになると、恋愛関係で満足しなくなるのです。人間とは、本当に厄介な生き物なのです。 どうやら人は、「手に入れたもので満足しない」ように創られているようです。 それを知っておくだけでも、あなたは彼に多くを期待しないようになるし、必要以上に何かを求めることもなくなるでしょう。
それを知らない女性は、彼からできるだけ満足を得ようとしたり、あなたを満足させることに情熱を燃やさなくなった彼に、「毎日でも会っていたい」「もっと電話やメールが欲しい」とせがんだりします。 しかし、これらの行為は、ほとんどの場合、彼の心を離れさせる原因にしかなりません。 満足な恋愛関係を継続するためには、お互いに努力が必要であるし、遠慮することも必要であり、すべての欲求を満たしたらダメなのです。 満足の欲求はいつも少し足りないぐらいがちょうどよく、満足してしまったら、彼の心は冷え込んでいくだけなのです。
それを解決するためには、相手に必要以上の期待はしないことです。 期待をすれば、それが叶わないときに、相手に対して不満が起きるし、さらなる欲求が起こってくるからです。 彼に対して過度に期待しなければ、彼にもっとやさしくなれるし、彼を許せるような包容力も生じます。また彼もあなたの目に見えない束縛感から解放され、あなたをこれまで以上に愛することになるでしょう。 彼に期待しなくなると、あなたは彼の優しさに素直に感謝できるし、彼が何もしなくなっても何の不満も感じなくなります。 「足るを知る」という意味を知れば、相手に期待しなくなり、良い縁が舞い込んでくる可能性が広がるのです。
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