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結婚に関しては、よく女性は白馬の王子様を夢見るとか言いますが、本当は男性のほうが夢想家で、常に理想と夢を無邪気に追っかけるロマンチストで、それが男性心理であり、男の本質なのです。 ある心理学者によると、男性は恋人の選択に当たっては、特にロマンチックで、女性のほうがずっと現実的であることを突き止めていますが、陰陽論から言ってもその通りなのです。 ここでは、男がなぜロマンチストであるのかを、陰陽論から考察してみましょう。
昔から、人を天地に配する場合、天男地女が原則で、男を「天」、女を「地」とします。それは、天は「気」を司り、地は「質」を司るからであります。
女性は「地」で「質」を司り、「質」は物質、あるいは実質と言われるように、それに触ったり目に見える確かなモノがあるときに指す言葉です。このため、女性というのは、非常に現実的で地に着いた考え方をします。
一方、男性は、「天」とか「気」で表現されるように、「気」というのは目に見えず、常に移ろいやすく、落ち着いた考え方ができないように、「天」にしても実態がなく、地に足が着かないのです。ですから、男性は本質的に夢を見てはそれを追い求めてやまないロマンチストなのです。 これから分かるように、女性は一見、ロマンチストのようですけど、イザ結婚となると、「彼の年収はいくら?」とか、「社会的地位はどう?」とか、そういう現実的な側面をきっちりと判断します。
あるデータによりますと、家庭を投げ捨てて浮気相手に走ってしまうのは男性に多く、女性のほうはもっと現実的で、たとえ不倫をしたとしても、夫や子どもを捨ててまで不倫相手と駆け落ちしたりはしないようです。 男性というのは、夢追い人で現実感覚が乏しく、女性は徹底した現実主義者で、その意味では、女性のほうがよほどしっかりしているといえるでしょう。そうでないと、結婚後、家庭の経済生活を基本的に男性に依存する以上、仕方がないのです。
よく旅行で一人旅をしているときなど、旅先中のアバンチュールを楽しむ人がいますが、この場合も、女性のほうが割り切った遊び方をするようです。 このように、男性のほうがロマンチストであることがわかれば、心理的な恋愛テクニックが見えてきます。 たとえば、スキー場などへ行ったときに、そこでステキな彼を見つけたら、「初心者なので、良かったらスキーを教えていただけませんか」などと声をかけるのも良いでしょう。男性はロマンチストですので、こういう縁を大切にしたいという気持ちが強いのです。 |
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