|
男が一目惚れで結婚する場合には、女性の体や顔の一部にこだわった結果ですが、こういう何かにこだわりすぎる男には注意が必要です。 なぜなら、こだわりすぎる男の中には「○○フェチ」という異常性趣味の人がいるからです。
恋愛でだけでなく、人は、初対面で一目惚れしてしまい、心を奪われてしまうことがありますが、なぜそんなことが起きるのでしょう。 人には、誰でもこだわるところがあり、一目惚れするような場合には、自分が体の中で一番こだわりがあり、美しいと思っているものを、相手が持っているようなときに、心が惹かれてどうしようもなくなってしまうのです。
街を歩いていると、容姿やスタイルが全く不釣合いなカップルに出会うことがありますが、異性の好みというのはさまざまで、ほんとうに「蓼食う虫も好き好き」で、不思議としか言いようがありません。 その原因には、フェティシズムが潜んでいる可能性もあります。 しかも、この現象は、顔がイケメンで好みであるとか、容姿やスタイルが美しいといった漠然としたものではなく、体のほんの一部、鼻とか口、目などに限定された部分にだけ心が惹かれるともいわれています。
人の体の一部に性的に引き寄せられ、魅惑されるという心理学的概念である「フェティシズム」は、最近では「フェチ」という俗称で広く知られ、「脚フェチ」「髪フェチ」「声フェチ」などと言われていますが、その世界は奥深く、一概に語ることはできないようです。 また、辞書で調べますと、異常性欲、性的倒錯のひとつで、身体・衣類・所持品・物品などの事物に対し,異常に執着・愛好する態度のことを指すようです。本来かなり深いこだわりを指すものですが、現代日本でフェチと言った場合、単なる性的嗜好程度の意味で使われることが多いです。 たとえば、自分の高い鼻と形の良さに非常にこだわりを持っている人は、女性の美しい鼻を見ると、性的興奮を覚えたりします、また、女性で自分の髪は絹のようにしなやかで美しいと思ってそれに執着している人は、男性の立派なあご髭を見て、一目惚れしてしまう傾向があるようです。 あるいは父親を慕っている娘さんが、父親のように禿げている男性を好きになることもあるようですが、彼女は無意識のうちに、ハゲのフェティシズムを持っていたということです。 いずれにしても、性的嗜好程度ですむ「○○フェチ」ならいいのですが、性的な異常性を秘めているようなフェチの人は、精神的に病的なものがありますので、一目惚れされたからといって、喜んでばかりではいられません。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男性心理・女性心理. All rights reserved. |