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ホメるというのは、簡単なようでいて意外にむずかしいものです。なぜなら、どこから見ても、ホメる要素がないときがあるからです。性格は悪い、顔もよくない、太っている、だらしがない・・・・。これだけそろっていたら、好かれたいという気持ちもなくなってしまうでしょう。 ですが、女とのつき合いというのは、何も男女関係ばかりではありません。職場にいる女性を上手に扱うために、ホメなければならない場合もあります。 欠点だらけのとき、いったいどうホメたらいいのでしょうか?
ホメればスムーズにコトが運ぶとわかっていながら、ホメられないこともあるでしょう。しかし、そう思うときは、実はこちら側にも問題があるのです。それはこちらの意識がその相手の欠点ばかりに向いてしまっている点です。 人間は欠点を指摘して改めさせるより、長所をホメて伸ばしてやるほうが簡単です。「この女性は欠点だらけだ」と思わないで「どこか長所はないか」と見てあげるべきなのです。そうすれば、どんな女にも一つぐらいはホメられる点が発見できるものです。 小さいときに、母親とか近所のおばさんから「この子は○○だけはいい」とホメられた経験は誰にでもあるでしょう。 それと同じで、「笑ったときの顔がとってもいい」とか「あと片付けだけはきちんとする」「約束の時間にだけは遅れない」など、そういう長所を見つけて、ホメてあげるのです。
ホメる場所のひとつの方法として、身近な人と比較してホメると効果が上がります。 たとえば「ウチの会社の女性なんか問題にならないくらい言葉づかいがしっかりしているね」「キミは○○ちゃんより気が利くよ」といった具合です。 ただし「ステキだ」「美しい」と容貌をホメるときは、「キミは○○ちゃんよりステキだ」といっても、その比較の相手によっては、「そんなのあたりまえじゃん」と思われてしまうだけです。 また、比較する対象があまりかけ離れているとミエミエで、かえってバカにされたと思われて逆効果です。 つまり、「中身」に関しては、なるべく身近な人と比較し、「見た目」に関しては、少し離れた人でイメージがすぐ浮かぶ、たとえばタレントを持ってくるのがいいでしょう。
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