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どうして女性は、好きな彼にこんなにも振り回されてしまうのでしょう。 彼との恋の手綱を握るのは、なによりもあなた自身の手綱を握っていなければなりません。自分をコントロールできないで、彼をコントロールできるはずがないのです。
頭では、「私は一人でいても楽しくて幸せ」だと分かっていても、理屈ではないところで彼に異常な執着があって、自分がコントロール不能になったりしませんか。 たとえば、気づくと彼のことしか考えていない。後で苦しむと分かっていても、連絡が来ると関係を持ってしまう。彼と会うために仕事を休んでしまったなどです。 このように、理性では分かっていてもコントロールできなくなる理由はといえば、恋は麻薬中毒の状態と同じだということです。 つまり、あなたは麻薬をくださいと、彼に乞うているジャンキーになっているということです。だから、彼が麻薬の売人のように、あなたの気分や幸せを全部左右できるのです。そして、彼に振られて「強制終了」されるまで、あなたは麻薬の奴隷でいるというわけです。 振られるということは、依存していた麻薬を絶たれるため、身を切られるようにとても辛いものです。そして、もうあの快楽は味わえないという絶望から、虚脱感、無力感、うつ状態などになることがあります。しかし、時間が経てば、麻薬が抜けて、立ち直れるのです。
つまり、恋とは、依存症状そのものなのです。 「彼が好き」というのは極端に言うと、 「彼は私の脳に快楽物質をくれる。これがあればつまらない日常が気持ちよくなる。だから、どうしても、好きなときにその麻薬をもらえるようになりたい」 ということです。 恋愛に異常にハマる人は、つまらない人生から、手っ取り早く生きる実感を得られる恋愛に逃げていることが多いのです。ですが、逃避の恋愛では幸せになれません。
「私は一人でいても楽しくて幸せ」のためには、彼なしでも夢中になれる生きがい、「やりたいこと」「やれること」「できること」の三本柱が揃うものにハマりましょう。 そうすれば、理性が麻薬に負けることなく、あなたが毅然と手綱をさばけるはずです。
プロ意識の高いホステスさんは、お客さまと接するときには、お客にはきちんと奉仕し、気遣いをし、要望はできる限りすべて叶え、居心地のいい空間と時間を提供しようと気を配るそうですが、お客さまが出すぎたり、失礼な言動には、笑いながらでもきちんとたしなめるそうです。 「今夜はオレと泊まろうよ」と言われても、「あら、今日はオバサンみたいな下着だからダメよ!」「私のスッピン見たら、心臓マヒ起こすからやめたほうがいいわよ!」などと、相手のプライドが傷つかないようにやんわり、ですが、確実に断るようです。
基本は、決して感情的にならず、あくまで柔らかく優しい態度だということだそうです。 男性は「ダメなことはダメ」といえる、プライドを持ち、自分自身を大事にしている女性、そして彼のプライドを決して傷つけない女性を大事にするし、好きになります。 こういう女性が恋の手綱を握れるのです。 そんなときに、「嫌われたくないし・・」と彼の言いなりになる従順な人形のようにいるよりも、あくまでもあなたのペース、あなたの意志をを持っているほうが、彼はあなたにハマるのです。 イイ子だから好かれるというのは誤解です。
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