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みなさんの周囲には、ケンカっ早い男性はいませんか。 もちろん女性の中にもケンカ好きという人はいるかもしれませんが、口ゲンカはともかく、殴り合いのケンカを経験したことのある女性はあまりいないはずです。
脳科学的に考えると、実は男の脳は女の脳と比べて闘争心が強いということです。 男性ホルモンのアンドロゲンは、人間の闘争心にも大きく関わっています。 血中のアンドロゲンは濃度が高いほど攻撃性が高くなるのですが、これは人間の男性だけでなく、マウスなどの実験においても、確認されています。 野生動物を見ても、鹿の雄に角があったり、ニワトリの雄に蹴爪があったりと、雄には武器になるものがある場合が多いです。
これは生物としての繁殖のメカニズムと関係があるようです。 雄は自分の遺伝子を残すために、自分以外の雄と雌を取り合うことになります。 力の強い雄のほうが自分の遺伝子を残せるのは、自然界では当たり前です。 雄の立場としては、強い雄と結ばれて子孫を残すことが自分の子孫を残すことにもつながるため、強い雄を選ぼうとするわけです。
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