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女性がレストランでのオーダーや買い物に時間がかかるのは、食べ物や商品をたっぷりと時間をかけて検討したがっている脳の働きといえそうです。 「パスタにしようかしら。でもピザもいいわね。あっ、やっぱりリゾットも・・」 レストランなどで、このようになかなかメニューを決められない女性は多いものです。 男性からすると、なぜパッと決められないのか不思議ですが、これは女性の脳の特性によるものだから仕方がないようです。
脳の性差には男性ホルモンのアンドロゲンが大きく関わっています。つまり、ベースとなるのが女脳で、それをアンドロゲンが強引に男脳に変えているという仕組みのようです。 このアンドロゲンの分泌は左脳の発育を抑制すると考えられていて、女性は左右の脳の大きさに差がないのに対し、男性は左脳よりも右脳が大きいという構造の違いも生み出しています。 最近の脳科学の研究では、右脳は画像処理や空間処理、総合判断などを行う場所で、直感的・創造的な役割を果たし、一方の左脳は言語・計算などをつかさどる場所で、分析的・論理的な役割を果たしていると考えられています。
つまり、右脳の大きい男性のほうが直感的なものの判断をしやすいということです。 細かいことは気にせず、なんでもかんでもすぐに決めたがる性格の男性はかなり多いはずです。 では、男性と比較して女性はどうなのでしょう?
脳科学的には、右脳が発達している男性の脳は「右脳優位」、右脳と左脳がほぼ同じ大きさの女性の脳は、「左脳優位」と言われていて、男性と比較して左脳が大きい女性の場合、この左脳優位としての特性が色濃く現れるようです。 左脳は分析的・論理的な思考に強いため、過去の経験やデータから慎重に結論を導き出そうとします。
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