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結婚生活のストレスが夫婦にどのような影響を与えるかを調べた研究があるそうです。 ストレスが溜まった状態の夫婦は、特に妻のストレスホルモンの上昇率が大きいといいます。 さらに、夫婦ゲンカで夫が黙り込んでしまう際も、妻のストレスホルモンは上昇。 これに対して、夫は特に変化は起こらないそうです。 逆にポジティブな会話が成り立っている場合、妻のストレスホルモンは低下するということも判明しています。
そして、ストレスホルモンは、結婚生活が長続きするかどうかの目安になるそうです。 数組の新婚夫婦のストレスホルモンを測定し、その10年後に追跡調査をしたところ、離婚していたカップルは、結婚生活が続いていた夫婦に比べると、ストレスホルモンが34パーセントも上回っていたのです。 さらにその10年後、離婚はしていないものの不仲な夫婦を検査したところ、仲の良い夫婦に比較して、ストレスホルモンの値はまた34パーセントも高かったようです。 そして、一旦上昇したストレスホルモンの値はなかなか低下しないといいます。 結婚生活のストレスは、大きなダメージを伴うということでしょう。
夫婦ともにアドレナリン、ノルアドレナリンなどのストレスホルモンの分泌が増加 ↓ 仲が良くない夫婦は、心拍数や血圧を上げるアドレナリン、闘争もしくは逃避反応を生じさせるノルアドレナリンなどの分泌量が多い。特に妻のほうの上昇率が大きくなる。
夫に変化は見られないが、妻はノルアドレナリン、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌量が増加 ↓ 女性は無視されると、ストレスが一気にアップ。ノルアドレナリンのほか、免疫機能の低下や不妊の原因となるコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌量が増加する。
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