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科学の進歩によって、現代ではポリグラフなどの機器でウソを見抜く方法も開発されています。 ウソをつく時の人間は、心拍数・発汗・血流・呼吸などに変化が現れます。それらを測定し、ウソを発見するのがポリグラフ。 しかし、夫婦間や恋人同士で会話する時、いちいちウソ発見器を使うことは不可能です。それでは、相手のウソを見破る方法は、ほかになにかないのでしょうか。 ここでは、パートナーのウソつきの仮面を剥がすヒントを紹介しましょう。
よほどの悪人でない限り、ほとんどの人はウソをつくことに後ろめたさを感じます。そのため、その話題から自分自身を遠ざけようとする傾向にあります。
FBIが虚偽のアリバイを主張する被疑者の言葉を分析した結果によると、被疑者がアリバイを語る際には「俺は」「私は」といった言い方を避けることが分かったようです。
また、話題に登場する人物を、名前で呼びたがらないのも特徴のひとつです。 たとえば、メアリーという女性を殺した男性を尋問すると「メアリーを殺してなんかいない」とは言わないそうです。「あの女を殺してなんかいない」という言い方をするようです。
さらに、人間はうそをつく時、声帯が緊張して声が甲高く、そして大きくなるだけでなく、早口にもなります。 加えて、ウソをついている時に不意を突かれると「えー、その、つまり」といった言葉が増え、言葉に躓くようになります。ウソをおさらいする時間がないからでしょう。ちなみに、これは女性よりも男性のほうに多く見られます。
そして、手を顔にやる仕草も見受けられるようになります。これも男性のほうが頻度が高く、動きも大きいのでバレやすい。まぶたや鼻をこすったり、耳を引っ張ったり、襟に指を引っ掛けたりといった動作も増えます。ウソをつくと「顔に出てしまっているのではないか?」という心理状態から、自然と手が顔にいってしまうのかもしれません。
これらのウソの特徴を見破るのは、圧倒的に女性のほうが得意です。 これはまだ言葉を話せない赤ん坊の子育てに必要な、女性の本能であるといえるでしょう。女性は母親になると、子どもがどこか具合が悪くないか、おっぱいが欲しいのか、機嫌が悪いのかなどを見極めなければなりません。 つまり、表情、態度、雰囲気などの変化に敏感なのです。だから、当然、ウソを見破るのも上手いのです。 彼女や奥さんに、ヘタにウソをつくくらいなら、正直にすべてを告白することをおすすめします。
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