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誰しも多かれ少なかれ、「他人から評価されたい!」「認められたい!」という欲求を持っているものです。男性と女性では評価されたら嬉しいものですが、ポイントは異なるようです。
基本的に、男性は他人と比較して自分が上かどうかという、相対的な評価で認められたいと考えています。職場や学校、スポーツのチームや趣味のサークルなど、競い合う舞台はさまざまです。 ケンカのように直接的なぶつかり合いがなくても、男同士で負けたくないという闘志を持っています。そして自分がその集団の中でどれだけ評価されているかを競い合っているのです。 このように男性同士で行っている相対評価でのバトルは、決して「敵対関係」ではありません。お互いに切磋琢磨する、さわやかなライバル関係のような感覚であることが多いのです。
そして女性は主に他人との比較ではなく、自分や自分の持ちものなどがどれだけ評価されているか、絶対的な評価で認められたいと考えています。 「他の誰かより優れている」よりも「自分自身そのものが、どれだけ認められているか」が重要なのです。 「誰々さんよりやせたね!」などと言われるよりも「この前会ったときよりもやせた?」と言われたほうが嬉しいのです。 女性が求める評価は、「どれだけ認められているか」「どれだけの価値があるか」のような絶対的な評価や、一定の知り合い内での評価など、現実的な内容がほとんどです。 男性は多かれ少なかれ、もっと大きいスケールで評価されたいと考えています。 それはたとえば「とびきり有名になりたい」「歴史に名を残したい」というような、女性からすれば荒唐無稽と思われてしまうほど大きな夢です。
★ 男性から女性へ話すときは、「助かったよ感嘆符すごく気が利くよね」と言ってあげましょう。 他と比べるのではなく、本人や本人の持ちもの、そのものを褒めましょう。 ★ 女性から男性へ話すときは、「他の人たちとは違うよね。すごいことを成し遂げそう!」と言いましょう。 他の誰かと比較して褒めると、男性は自尊心が満たされるものです。
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