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人と人とが関わる以上、誰の目にもつかずに生活することはできませんが、男性と女性では他人から見られることに対して、意識が大きく違うようです。
大昔から女性は集団での協調性を育み続けてきました。そして他人の目に自分がどう映っているかということを常に意識しています。 女性がお化粧をしたり、男性以上にファッションに気を使ったりするのは、必ずしも男性からの視線を気にしてのことではありません。女性同士の中で浮いたり、おかしく見えたりしないように注意を払っているというのも、理由の一つです。
人間は鏡を通して自分を見たときに、自分自身を強く意識します。これは「私はこんな人間だ」という、自己評価につながります。自分のことをことさら意識している人は、他人からの評価にとても敏感です。 ときに、自分の印象を大きく変えるため、大幅なイメージチェンジをすることもあるでしょう。 女性は子どもの頃から変身願望を持っており、変わりたいという意識や、変身するための行動力を身につけているのです。その行動が悪い方向に傾いてしまった結果、他人の視線が気になって過剰なダイエットをするようなケースに陥ることもあります。 何ごとも気にし過ぎないように、普段から気をつけたいところです。
男性は、女性に比べて他人から見られていることに無関心であることが多いようです。 多くの男性が他人の目を気にするのは、気になる異性と会うときなど「ここぞという勝負の場面」くらいのものです。それ以外では油断してしまうものです。この傾向は見た目だけでなく言動にも表れがちです。 男性の有名人や政治家が、耳を疑うような失言をしてしまうのも、自分が人から注目されているということを意識していない例のひとつでしょう。 男性の場合は、自分がどう見られているかをあまり意識していません。それなのに、自分の能力や地位など、形としてみることができないものごとを気にします。 「自分の立場で、こんなことをするのは恥ずかしい」と考えるのですが、先の失言の例のように、実質がともなっていないこともあります。 そんなものを気にするよりも毎日鏡を見るようにしたほうが、恥ずかしい思いをしなくてすむかもしれないのです。
★ 男性から女性へ話すときは、「きれいだから、大丈夫だよ」と言ってあげましょう。 女性は外見に極端に自信がない人が多いので、自信をつけてあげるといいでしょう。 ★ 女性から男性へ話すときは、「もう少し髪を切ると、もっといいかも!」と言ってあげましょう。 男性は年齢を重ねるほど外見に無頓着になりがちです。女性側から細かいアドバイスをしましょう。
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