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本来、男と女というのは、恋愛をまったく前提としない友だち関係など成り立たず、そこには男心と女心の本音の気持ちが潜んでいるのです。 「今日はみんなで花見をするんだけど、キミも来ない」 「どんな人が来るの」 「男友だちも女友だちもやってくるよ」 などと、何気なく「女友だち」という言葉を使ったりしますが、本来男から見て、「女友だち」とは、一体どういう関係を言うのかを考察してみましょう。
ただ、将来の恋愛関係への発展を秘めた友だち関係はあり得るでしょうが、これは将来の恋人候補、あるいは遊び候補をキープしている状態です。 将来も含めてまったく男女関係が想像できないような女性とは、最初から友だち関係になることはあり得ないはずです。それが男の本能だからです。男は女性を追っかけるのに必死になる動物ですので、単なる友だち関係の女性と遊びたいとは思わないし、そんな暇もないはずです。 少しでもモテる男であるなら、恋人とデートするのが忙しくて、誰が友だち関係の女性と遊びの付き合いをするでしょうか。 特に、若い頃は、自分の彼女を友人には友だちとして紹介することもありますが、これは、今後、恋愛関係に発展する可能性がある人であるという意味に使われています。
ただ、一線を越えることなく友だちから友情関係を築く人もいるにはいますが、それは、よほど特殊な関係におかれた場合に限ります。 たとえば、同じサークルで趣味に打ち込んでいる場合、あるいは仕事でも特殊な任務としてチームを組まされているような場合、同じ目的とか目標を持っているものが集まる組織では、お互いが一線を越えることを防ぐ役割となるため、たとえ恋愛感情があったとしても、単なる友だち関係に終わってしまう可能性があります。 これなども、形式的に友だち関係ではあっても、男と女の心の中には、恋愛感情が存在している可能性があるのです。 ただ、組織を保つバランスとして一線を越えないよう「友だち」関係が成り立っていますが、それでも、何かのきっかけがあれば、それを越えてしまう可能性は十分あります。 たとえば、グループでお酒を飲んだ後、ふたりで二次会に行ったような場合、既に暗黙の恋愛感情が芽生えていたのならば、ひょっとしたら、そのままホテル街にということもあるでしょう。 |
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