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男心には、重い恋愛とか束縛感から逃げたいという本音があるので、好きな男性をつなぎとめるためには、彼一筋という重い気持ちを脱して、恋愛に余裕を持たせることが大切です。 男性というのは、つき合い始めて最初のうちは「キミを好きだよ」とか「愛しているよ」などと、キスをするたびに囁いてくれていたのに、今は何も言ってくれないという不満を持っている女性は多いのではないでしょうか。 これにはいろいろな原因があるものですが、結論としては、あなたと彼との心的距離が遠くへ行って離れてしまったことです。 ここでは、心的距離が遠ざかった理由について、考察してみましょう。
その原因のひとつとして、彼に新しい恋人候補ができて、その子に乗り換えようとしているときには、すでにあなたに対する愛情が冷えていますので、「愛しているよ」などと、白々しく言えないものです。彼は心の中では、いつ別れを切り出そうかと考えている最中ですから。 おそらく、あなたのほうが「私を愛している」と彼に言っても、彼は適当な返事でお茶を濁してしまうのではないでしょうか。 もし、彼と元のさやに納まりたい場合には、逆にあなたも恋愛に余裕のある態度で出なければなりません。 そのためには、彼といつ別れてもいいように心の準備として、次の新しい恋人を探して、気持ちに余裕を持たせることが必要です。 男性が女性と別れたいと思う場合は、男性に「あなたを放したら私はやっていけない」という切羽詰った重たい感じを与えるからであり、男性は、そういう重い恋愛から逃げ出したくなるものなのです。
次の原因としては、口ゲンカをして、決して言ってはいけないことを口走ってしまったことなどです。 たとえば、「あなたの口って臭いのね」「あなたの決断力がないところがダメなのよ」「あの時、あの人とつき合っていたら良かった」などと言ってしまったこと。 「覆水盆に返らず」という言葉がありますが、あなたが一度口から出した言葉は、二度と引っ込めることはできません。 たとえ表面は昔のままの恋人同士であるように振舞っていても、既に彼の心は冷え切っているため、時機を見て別れることだけを考えていますので、たとえキスをすることがあっても、今さら「好きだよ」とか「愛しているよ」などと言う気分は失せています。 ですから、「親しき仲にも礼儀あり」で、どんなに腹が立っても、相手をトコトン言葉で追い詰めるのは、大人としてのルール違反であり、後はどんな言葉で優しく接しても、あとの祭りです。 |
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