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フランスの啓蒙思想家ディドロは、よほど奥さんに悩んだのか、「女を動かす3つのもの・・・それは快楽、利害、虚栄」という有名な言葉を残しました。 これは、実にみごとなほど女性の本性を浮き彫りにしています。 実は女性にモテる男は、このすべてか、少なくとも一部を与えているのです。
女性の欲望は無限。いわば、「もっともっと」が欲しい人間といっていいでしょう。
「快楽」には限度がありません。何でもいいから楽しみを与えるべきなのです。 ベッドでの快楽は、これから口説こうとする女性にはムリですが、それ以外の、食べる楽しみ、しゃべる楽しみ、飲む楽しみなど、できるだけ与えつづけることです。
「利害」とは第一に、女性の味方になることをいいます。「死なばもろとも」という男にほれるのであって、どんないいことをいっても、最後に逃げを打つような男は結局、捨てられます。 もちろん利害のなかには、金銭面も入っています。しかし、よく間違えるのですが、金持ちでなくても、損をさせない男ならモテるのです。問題は金の多寡ではありません。
「虚栄」は、よくおわかりでしょう。自分を楽しませてくれる男でなければ、一緒にいる価値がないとさえ思うものです。 芸能人、スポーツ選手、ルックスがいい、一流大学卒、ベンツに乗る男、などに彼女たちが憧れるのは、周りに自分を見せびらかすのに好都合だからです。 だとしたら、少なくとも、これに近いデートの条件を整えたり、おもしろい話題、珍しい条件を持ち出すほうが有利です。 ある男性は、初めてのデートに、ベンツを借り出してホテルに横づけしたところ、即日つき合うことになったといいます。これこそ、ディドロの警句を実践に移した巧みな方法といえるでしょう。 自信がなくても、女性には「勇気ある虚像」を見せることです。 女性はいつでも、自分を華やかにしてくれる男を待ち望んでいるのです。
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