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多くの場合、「彼女は告白すればOKしてくれるだろうな」と彼が確信できたとき、ハードルが下がって告白ができるものです。男性は傷つくことを、大変恐れるからです。
「なんでその女の人とお茶とかするのー? くやしー(笑)」 「あなたといるといつもワクワクする♪」 など、「好き」「付き合いたい」と言わずに、ほかの間接的な表現で伝え、彼に「あれ? 俺に気があるよね?」と思わせると、彼の気持ちはどんどん盛り上がっていきます。 また、 ★ よし、二人で駆け落ちするか ★ あなたと一緒に世界一周行きたいなー など本気か冗談か分からない、決定的ではないセリフを言うことで、彼は心をグラッと動かされることがあります。 「あなた『見たいな人』好き」という表現と目指すところは似ています。 たとえば、映画や小説も ★ 愛の激しさ、やさしさ ★ 友情の素晴らしさ ★ 命の尊さ のように一言でいえることを、あらゆる登場人物や事件、セリフや演出を通じて私たちに伝えますが、私たちは、話の内容が知りたいのではなく、その演出が見たいのです。
たとえば、遠ざかる彼の姿を見ながら肩を震わせて泣いていたり、彼女の忘れていったマフラーにほおずりする演出などで、間接的に「好き」「愛している」を表現します。 それと同じで、「好き!」と言う代わりに、 「昨日部屋に帰ってきて、あなたの写真に『ただいま』って言っちゃった」 「あなたのことを思い浮かべると、ほほえんじゃってるみたい。会社で突っ込まれたの」 などということで、心にじんわり残る愛情表現ができるのです。
「好き」「愛してる」のストレートな言葉でも、もちろん嬉しいものですが、何度も思い出してしまうのは、「好き」を演出した表現だったりします。無限の豊かさがあるからです。 こういう表現は告白してもらいたいときに限らず、どの段階でも使えます。 たとえば、普段は全然好きという素振りも見せず、絶対俺に気がないだろうなあ、と思っているであろうときに、こんなふうに言うと、彼はあなたの真意が分からなくて混乱します。そして、彼はあなたのことを意識してしまい、一人のときに考えてしまうようになっていくのです。 それがいわゆる、うまく「気を持たせる」ことの効果です。 そしてそろそろ告白かなという時期になったら、回数を増やして彼に確信させてあげるなど、調整しやすい「好き」の表現です。ぜひ、使ってみるといいでしょう。
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