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恋人の空気感を作るためには、杓子定規な形から入ってしまうと、なかなか親しみのある関係にはなりにくいものです。 たとえば、相手を苗字で呼んだり、敬語を使ったりして話すような間柄であると、恋人関係の雰囲気にはなりにくいでしょう。 それよりもざっくばらんに、「すでに俺たち。付き合ってるっぽいよね?」という雰囲気から始まると、何かすでにカップルになったような気がして、気取らずに会話ができるはずです。
こういう雰囲気がすでに、恋人の空気感が出ているのです。 その空気感を出すには、基本は、「二人がすでに一体感である」、そして「気取らず素のテンションでいられる」ような関係を演出することです。 たとえば、褒めるとき、基本は「うれしい!」「さすが!」など、感情を分かりやすく表現しますが、恋の達人になると、「彼がすごいのは当たり前」という雰囲気を出すのです。 デキる、プライドのある男性ほど、「あなただったら軽かったでしょ」「どうしたの、今回はちょっと苦労したね」のような、「あなたができるのは当然としてわかっている」という普通のテンションのほうが、オーバーに褒めるより、「この女、おれの能力を分かってるな」「そのへんのミーハーとは違うな」みたいに一目置かれることが多いのです。
普通、恋人になって半年もたてば、「ちょっと上着とって。あ、サンキュ」「そうそう、昨日の案件断られちゃってさあ」のような素のテンションになっています。 恋人の空気感を出すためには、仕事でもプライベートでも、なるべく早めにこの素のテンションを出すように心がけるといいでしょう。実際の付き合いの浅さを飛び越えて、親密さを先取りしてしまうのです。 もちろん相手によっては、いつまでも「あなたってほんとにすごい!」という感嘆系のテンションのほうがうれしい人もいるので、そのあたりは見極めていく必要があります。 要するに、恋人気分を共有し、付き合ってるっぽい雰囲気になってしまうことで、心地よく癒される存在として、彼の中に入り込んでしまえばいいのです。
また、わざとけなす感じで「えーっ、5分でハンバーガーを3個食べるなんてヘンタイ(笑)」などと、からかってみるのも、距離が縮まってグッと親密感が漂います。
さらにオススメは、「小声で話す」ことです。 映画を見ているときに「前の人じゃまだねー」とか、「買い物しているときや電車などでも「喉が渇いたー」とか、なぜか小声で彼に話しかけると、必然的に顔と顔も近づきますし、「二人だけの秘密」という感じで、びっくりするほどの「付き合ってる感」が出てしまうでしょう。
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