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男性が「君のことが心配なんだ」と言うのは、一種の嫉妬心でありヤキモチなのです。 ここで、男性と女性はやきもちの質が違うということをしっかり知っておきましょう。
女性は、子供の生活の安定、経済力の確保を図るために、やきもちを焼きます。 悪い言い方をすれば、女性の嫉妬心は男性が持つ資源が他に分配されることを防ぐために発達としたものです。
たとえば、女性は風俗店の女性との1回限りの「浮気」には寛大であることが多いといえます。それは、相手がプロだから、という理由に他なりません。男性がお金を払っている時点で、そこにギブ&テイクがしっかり成り立ち、それ以上のものを要求してきません。 つまり、男性の稼ぐであろう生涯賃金の分配を要求してこないし、間違っても子供を妊娠することなどありません。
一方、たとえ肉体的なつながりがなくても、心がつながっている男女関係を、女性はいやがる傾向が強いといわれます。つまり、女性は肉体的なつながりよりも心のつながりが許せない傾向が強いのです。 その理由は、心のつながりこそが、その男性の生涯賃金をねこそぎ奪われる可能性が高いからです。心のつながりは、いつでも男性の持つ資源の投資先が変更される危険性があるのです。 女性にとって、資源が分配されるということは、子育てが窮地に追い込まれるということを意味します。これらの理由から女性の嫉妬は、一人の男性の資源の独占欲と言えるでしょう。
男性から「君のことが心配なんだ」と嫉妬されると、うれしくない女性はいないでしょう。「心配」とは気にかけて、案じているということです。 「今、何しているのか」「自分のことが好きなのか、嫌われていないか」「他の男性にとられてしまうんじゃないか」など、心配はつきません。 女性は、当然そこに愛情を感じるのです。ましてやその対象は絞られていて、自分だけに向けられていると感じるのですから嬉しく思い、さらには愛していると同義であると取ってしまうのも当然といえます。 ですから、男性が「心配なんだよ」というのは、「君が他の男性に気移りすることが心配」という意味なので、少なくとも、彼はあなたのことを本命としてみていることは確かでしょう。 ただし、この言葉を何人もの女性に言える男性がいたら、その男性は女性を食い物にするジゴロですから、辛くても、さっさと別れることです。
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