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ある週刊誌の女性ライターがこんなことを書いていたそうです。
夜遅く彼女の部屋に男が電話して、 「いまから、会えない?」 「でも、もうお化粧、落としちゃったから」 彼女がこう答えました。 さて、彼女は本当に断ったのでしょうか? 本当に断りたいときには、女性は絶対にこうは言わないそうです。 つまり、 「キレイなわたしで会いたい」 という心が秘められているのですから、もう一押しで部屋に入れてくれる、というわけです。なかなか鋭い指摘ですね。
では、本当に断りたいときは、何と言うのでしょうか? この女性ライターは、 「明日、早いから」 のセリフが最高だといっています。 ですが、それではちょっと甘いかもしれません。 しつこい男なら、 「じゃ、玄関にキミに上げようと思って買っていた花を置いとくよ」 といって、インターホンを鳴らすかもしれません。 ここが頭の使いようで、口説きは、男と女の心理ゲームなのです。
男として、どうにも打つ手がないのは、 「いま、お父さんが来ているのよ」 この一声でしょう。 本当かな、と思いつつも、危険な橋を渡りたくないので、退散せざるを得ません。 人種的に見て、どんな断り方をしてもついてくるのは、イタリア人だといいます。 しかし、あの明るさは憎めない、と女性たちは口をそろえていいます。 何度断られようと、「突進せよ」。これが女に対するキーワードです。 日本の女性は、しつこさを誠意と受け取る心をもっているのです。
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