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「彼って不潔」「あの人ったらイヤラシイ」 女性グループの会話でこう言われたら、そのグループの誰かを口説くことはムリです。 万が一、そのなかの女性があなたに好意を抱いていたとしても、グループを裏切るようなことはしないからです。 男が女性たちに嫌われる決定的な欲望は、3つあります。 @ 女の裸を見たい欲望 A 女の肌や体に接触したい欲望 B 露骨な会話をしてみたい欲望 それも一般の男たちは、この欲望を大勢の女性の前で吐き出したいという困った性癖をもっています。 多くの女性は、そういう男たちを欲望の塊(かたまり)だと錯覚してしまうのです。軽蔑されてから、「男とはこういうものなんだ」と弁解しても遅すぎます。
ところが、どうでしょう。 一対一のときにこの3つの欲望をにおわせれば、女性はむしろ興奮するのです。モテる男は、実はこの心理を利用して、巧みに女をモノにしています。 たとえば、大勢の前で性的な関係の話をしてイヤがられている男がいるとします。そのときあなたは、好意を抱いている女性に、ささやくように、 「本当は、ぼくもああいう心理があるんです。おかしいですか?」 じっと彼女の目を見て言ってみてください。 必ず彼女は、あなたに特別な感情を抱くはずです。これは、母性本能を強く刺激する高等技術です。
「イヤ」「ダメ」「ヤメテ」という女性の言葉は、はたして心から拒否しているのでしょうか。 これは軽い否定から重い否定順に並べてみるとどうなるでしょう。 実は、最初の表題のとおりの順序になるのです。
「イヤ」とは「嫌い」ということです。これは純粋な否定後ではなく、そんなことをしたら嫌いになる、という予備信号です。嫌いになるかどうか、男なら試す価値は十分です。
「ダメ」というのは、倫理的な否定です。しかし、この言葉はズルズルと深みにはまる危険性のあるもので、こういう言葉をつねに口にする女性は、簡単に落ちるものです。
これに対して「ヤメテ」という表現は、どこか男を軽蔑した響きがあるのがお分かりでしょう。たとえば、「ヤメテ」といっている女性をモノにしても、心のなかで憎しみをもたれてしまいます。 ことに、この言葉に「ヨ」という語尾がつくようなら、必ずストップ。「ヤメテヨ」という表現には、男に対抗する強い意志があるからです。 モテる男はこの3語を、知り合った女性にわざと言わせるように仕向けます。 彼女が「イヤ」というか「ヤメテ」というか。それによって積極的に出るかどうかを決めるからこそ、ヤケドを負わないのです。
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