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好きな人がいるときや、彼にこちらを向いてほしいときに、とても有効な行動は「好きでないように」接することです。 恋愛で言えば、本当に不思議で不条理なのですが、男性は自分の手に届く範囲にある女性には興味を持たなくなります。たとえ最初に「いいな」と思っていても、その人が気軽に手に入ると分かってしまうと、なぜか急にどうでもよくなってしまうのです。
特に何も思っていなかった女性でも、擦り寄られて、その後にそっけない態度を取られると、男性は興味が芽生えるのです。 ですから、男性に「いいな」と思われても、すぐに擦り寄ると、すぐに「振られる」可能性が高くなるので、男性からの好意にはじわじわと応えていくほうが恋愛戦略としてはいいのです。 しかし、ここで重要なことは、相手の気持ちが分からない場合です。 自分が相手のことを好きでも、相手の気持ちが分からないというときに、好きでないように接したり、振舞ったりするといいでしょう。
好きな人ができたときに、できるだけ彼と接触を持ちたいと思うのは当然で、メールはしたいし、デートもしたい、迷惑でなければ毎日だって声を聞きたいと思うでしょう。 ですが、好きな相手に対しては、 「こんなことをして嫌われないかしら?」という心がつい働いて、行動に移すことができませんが、好きでない人だったら、気軽に何でもできてしまうのに・・・。 そんなときこそ、好きでない人に接するように、気軽に接すればいいのです。
メールを送るとき、「さっきも送ったのに、また送ったりして変な女と思われないかしら?」と躊躇した挙句に、変なメールを送ってしまうのは、大変ありがちな失策です。その失策もルールさえ守れば、ぐんと減らすことができます。 メールを送りたくなったら、あなたは自由に彼に送ればいいのです。躊躇したり、考えすぎたりすると内容が重くなってしまいます。 本当に不思議ですが、文章にはノリや重さは自然に出てしまうもので、そのノリが軽やかで明るいものなら問題はないのですが、考えすぎて重くなった文章では、相手も引いてしまいます。 とにかく、あまり大げさに迷わないで、メールを送るなら軽いタッチで送るのです。そして、送ったらレスを求めないことです。そんな潔さが恋には必要です。
もうひとつ注意点があります。 好きな人ができるとどうしても、「自信がなくなってしまう」ものですが、それもあなたにとっては不利です。なぜかというと、あなたの魅力が正確に伝わらなくなるからです。 好きになった側というのは、どうしても劣勢になってしまうものですが、「私なんて・・・」という思いは、あなたを魅力のない人に見せてしまいます。 逆に「これが私よ!」と根拠なく自信満々で振舞うと、相手は「おっ!」と思って惹かれます。自信の源は「なんなんだろう?」と興味を抱いてくれるはずです。 ですから、自信を持って人と接するのはとても重要なことです。 「私は、自信がないわ・・」などと思わないことです。 普段の自分自身を出せばいいのです。自分を否定的に考え出したら、スパイラル的にマイナス思考が拡散していきます。 世の中のカップルを見れば分かりますが、ものすごい美人やものすごい才能の持ち主だけが、男性に好かれているわけではないのですから、あなたには、彼に好かれる資格が十分あると自信を持ちましょう。
自分は可愛くないので自信がないと思っている女性もいるでしょう。 確かに男性は、可愛い子が好きなのは間違いありませんが、それはある程度のレベルまでで、それをクリアしたら、それ以上の可愛さを追い求めてはいないのです。
では、男性にモテる、モテないの「差」はなんでしょうか。 知性、性格、趣味、明るさなど、いろいろありますが、意外とプラスに働いているのが、女性の「いきいき感」のようなものです。 自信を持って何かをやっている女性は、どうしても異性を惹きつけます。そして、大変ありがたいことに、「自信を持つ」のは、誰にでも与えられた平等の権利です。たとえば、美貌や才能などに個人差はあるものですが、自身は違います。
人の魅力が「もともとある自分」+「アルファ」で作られているとしたならば、その「アルファ」にあたるものが自信です。 そして、それは、誰でもいくらでも自由に持つことができます。そして、自信を多めに持つことは、全体の魅力アップにつながりますから、自信を持たないでいることが、いかにもったいないか、分かるでしょう。
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