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恋愛中のカップルで、最もケンカの原因になりやすいのが「ケータイチェック」ではないでしょうか。 彼を疑って、こっそりと携帯電話を調べたことがある女性は少なくないというし、中には定期的にチェックしている強者もいるといいます。 決して褒められた話ではありませんが、それがきっかけで浮気が発覚するケースも多いだけに、ついついやってしまう女性が後を絶たないのでしょう。 果たして、世の女性たちがそんなに心配するほど、男性という生き物は浮気体質なのでしょうか。結論から言うと、その答えは「イエス」です。
一般的に男性は、できる限り多くの女性と交際しようとします。彼女とデート中でありながら、道行く女性をチラチラと目で追ってしまい、「どこ見てるのよ!」と突っ込まれた経験のある男性も少なくないでしょう。
実は男性の脳は生まれつき「浮気性」なのです。それを証明するデータとして、1993年にアメリカで行われた興味深い調査結果があります。 男子大学生75人と女子大学生73人に、「一定の期間内に何人の異性と交際したいか?」と聞いたところ、たとえば3年間で、女性は「2人」というのが平均的な回答だったのに対し、男性は「9人」という回答。さらに「一生で何人と交際したいか?」という問いには、女性は平均「5人」、男性は「18人」と答えている。 3年だろうと一生だろうと、交際相手の理想の人数は、女性より男性のほうがはるかに多いのです。 また、「知り合ってからどのくらいで性的関係を持つのか?」という質問では、女性が「する」に傾き始めるのは「6ヶ月を過ぎた頃から」ですが、男性の場合は「1週間を超えたあたりから」だったようです。
なぜ、こんなにも男女差が生じるのでしょう。 これには両者にそれぞれ作る、配偶子の大きさの違いが関与しています。 女が作る卵子は、栄養を豊富に含んだ大きな配偶子であり、作るにはたくさんのエネルギーが必要となるため、一度に大量生産できるものではありません。女が一生に作る卵子の数は400前後です。また、女がどれだけ多くの男と性的関係を結んだとしても、作れる子どもの数は、卵子の数より多くなることはありません。 一方、男が作る精子は、遺伝子しか持たない小さな配偶子で、男が1回の射精で出す精子の総数は、通常1億から4億と言われていますが、作るのにエネルギーがそれほどかからないため、大量生産が可能です。 こういうように、生まれながらに体の構造が違うため、男性が「いろいろな女性と付き合いたい」「性的関係を持ちたい」と考えてしまうのは当たり前であり、彼女とデート中であっても、ほかの女性を攻めるチャンスをつねにうかがっているのです。 脳の働きからすると、ある程度はやむを得ないのです。女性の立場からすると、非常に納得しにくいことなのでしょう。
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