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人の印象というのは、ほとんどが初対面の第一印象で決まると言われています。 印象というより、正確に言えば、「位置づけ」のようなものです。 こうした傾向は、男性のほうが女性よりも確実に強いものです。それだけ男性のほうが惚れやすくできているということであり、種族保存の本能が関連しているのです。
女性は、男性に対する最初の印象がどうあれ、その男性に後日、恋心を抱く可能性がありますが、男性は違います。最初のときにした判断をその後も継続させるのです。 つまり、男性というのは、女性と初めて会ったときに、彼女が自分の「好みかどうか」「いいと思うかどうか」判断します。そしてそのときに、「好みだ」「いいな」と思う範疇に入れた女性のみが、その男性と恋愛関係に発展する可能性を持つのです。 なお、ここで「いいな」と思われても、その彼に付き合っていた女性がいた場合などは、すぐに恋に進まないかもしれません。 ですが、あなたが彼の「好み」であったなら、その後の展開次第では、恋愛に発展することがあり得ます。そして不幸にして彼の「好み」の範疇に入らなかった場合には、彼がフリーになったとしても、彼に恋心を抱いてもらうことは、未来永劫できないのです。
よく犬は、飼われている家族に順番をつけて、自分の位置づけを認識するといいますが、これはそういうことに似ています。 つまり、格下を判断されたら、その後いくらあなたが親切にしても、犬は「家来が自分の世話をするのは当たり前」としか見てくれません。その代わり、少しでも「格が上」と判断した家族に対しては、永遠に忠誠を誓います。
それと同じように男性も、最初に「いいな」と思った女性に対しては、その後、女性が「イケてない」行動をとっても憧れ続けてくれるのですが、そうでなければ、あなたが親切にしても、ありがたく思ってくれません。最初に「好み」と判断されなければ、それ以降女性として、彼に訴えかけることができなくなります。 たとえば、同窓会などで、冴えない女性が男性たちからチヤホヤされている場合がありますが、これもまた、「最初の判断が継続する」男性の特質ゆえの光景です。 これに対して、女性の場合はそういうことができません。学生時代に憧れた男性が、年齢を重ねて魅力がなくなったら、「がっかり」して邪険にできてしまいます。そして年齢を重ねて素敵になった別の男性のことを、新しく「いい男だわ」と思うのです。 つまり、男性というのは一度、「いいな」と思った女性には、いつまでもいいと思ってくれますし、「いいな」と思わなかった女性には、なにをされても憧れません。
ですからあなたは、次のようなルールを守る必要があります。 「自分の調子が悪いときには、初めて出会う男性が参加する場には決してだかけない」 女性も年齢を重ねてくると、モロに調子が外見に出ます。そしてカバーできません。だから、調子の悪いとき、新しく男性と出会うの不利ですので、負け試合には参加しないようにしましょう。 ただ、ビジュアルがアベレージ以上である女性や、不調でも外見に影響が出ない女性以外は、不調のときには、初対面の異性が来そうな会には出かけないことです。やむなく出かけた場合は、そこで出会った男性に野心を持たないことです。 男性の判断は「犬」みたいなもので、未来永劫、変わることがないため、できるだけ「素敵な女性」と思われたほうが、最後までトクをするのです。
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