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「男は不満、女は不安」という男女の差をうまく表現した言葉があります。 肉体関係という生理体験にしても、男は満足したいために肉体関係を持ちたいのですが、女性は愛されているという安心感を持ちたいがために、その要求に応じるといわれます。
この生理的な差異は、恋愛中の男女であるなら絶対に知っておくべき重大なポイントですが、意外に知らないのが実情です。
男はベッドインの最中、女性に対し「どう? いいか?」と何度も聞きますが、恋愛初期においては、よしんば女性に快感があったとしても、それによる満足感よりも抱かれているという心の安心感のほうが強いはずです。 そんな点を知らないと、男は一方的に自分の満足感だけを追及し、行為が終わればさっさと体を離してしまうのです。
それに対して女性は、安心感を長く保ち続けたいために、最終電車に間に合わないような時間になるまで、「ね、ずっと抱いてて。離しちゃイヤよ」と要求して男を困らせます。
しかし、互いに自分中心の生理感覚を大切にしていくようでは、どこかで破綻が起きないと限りません。遊びと本物の差は相手の気持ちを汲み取れるかどうかだ、といってもいいでしょう。 相手がほしがっているものをわからないようでは、結局、その愛は本物ではありません。 ある男はホテルに行くたびに、女性が「まだ帰りたくない」といっては、せがむため、帰りがいつもタクシーになると嘆いている人がいます。 それだけ愛されているなら、男としては本望だと思えるようですが、そうではありません。
「これでは結婚は無理です。自分本位なところがある女なんですよ。大体、タクシー代だって。サラリーマンの僕にとってはバカにならない額なんです」ということだそうです。 もっとも男のほうも、女性の不安感を払拭するように努めていたかどうかはわかりませんが、少なくとも自分本位にしていたのでは、差を埋めることはできません。
また、もうひとつの重要な生理的差異は、女性のほうが生命力が強いという点です。 これを理解しないのはむしろ女性であって、女性は弱い性だと頭のなかで認識しているため、男に対する配慮が足りない場合があります。 ベッドインでも回数を要求するのは女性であって、最後には男を奴隷化してしまうものなのです。 この生命力の強さは、環境への順応性という点に現れます。極論すれば、女性は好きな男と一緒であれば、どんなところでも住めますが、男はそうはいきません。 たとえば、二人が家出して見知らぬ土地に住んだとしましょう。大都会で育った女性でも、それを運命と受け止めて環境への順応化を図りますが、男は酒で自分をダメにしてしまうかもしれないのです。 こんな男女の生理的な違いを知っていないと、せっかくの愛が破れることになる危険性が高いでしょう。
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