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大昔から現在にいたるまで、恋愛については話のネタが切れることはありませんが、それでも最近は、恋愛に関する話題が増えたように感じます。では、なぜそれだけ増えたかといえば、破局、失恋、実らぬ恋、浮気、不倫などが多くなったからではないでしょうか。 もちろん、女性から断ったケース、身を引いた実例もたくさんあるでしょうが、男からの恋愛の悩みなどが、過去に比べあからさまに表に出るようになったからでしょう。
この理由には、性格的に合わなかったという一般的なものから、最近では女性のほうが文化的に高度で、男がついていけないというものが現れてきました。 たしかに若い男たちは、それまでテレビゲーム、ファミコン、マンガといった文化的程度からいうとやや劣る趣味に熱中してきたために、女性と一緒に会話したりしゃべる段になると、気落ちして圧迫を受けてしまうのです。
このような状況下では、社会人になって間もない男たちは、女性たちの話題に歯が立ちません。そうでなくても男女には発達性差という問題があり、これまでのデータでも28歳になって、やっと男が女性を追い越す程度だったのです。 ところが、最近のように結婚が極端に遅くなると、28歳どころか30歳になっても女性をリードできるかどうかわかりません。昔のように、男と女の結婚年齢差が5歳も開いていた時代なら男が自然と威張れるような環境でしたが、いまは逆転するケースも増えつつあり、姉さん女房の比率も高まっていると聞いています。
こうなると文化程度だけでなく、ものの考え方でも女性の指導を仰がなくてはならず、恋愛と結婚に二の足を踏む男たちが続々と出始めたのです。 しかし、女性たちはなにも文化的素養を鼻にかけているわけではありません。彼女たちが読んでいる雑誌がカルチャー方向にいっているので、知らず知らずのうちに詳しくなっていると考えられます。 そこでちょっとファッションや料理に詳しく、あるいは世界の都市を旅したような男たちには、女性とつき合いやすい環境になったといえるでしょうが、反対に、従来の学問体系でやってきた男たちには恋愛がしにくくなったのです。 現実に恋人のいない若い男たちは驚くほどの数にのぼります。モテる男は腐るほど女性がいる代わりに、モテない男には何年たっても女性が近づいてこない、という現象にもなっています。 むしろ、ここは男のほうが文化を勉強して、一歩でも女性に近づくことを考えなければならないでしょう。
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