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男というものは、一見すると非常に積極的で細かいことにこだわらないように見えますが、意外に保守的で神経も細い人間が大勢います。政治の世界を見ても、つねに保守勢力が力を持っていますが、男は変化が怖いのです。 企業でも、週に1回はネクタイなしで出勤しよう、と通達を出しても、ほとんどは依然として通勤スタイルを変えようとしません。自分だけ突出して、なにかいわれるのが恐ろしいのでしょう。
この臆病な男の性格をしっかりつかまないと、女性は恋愛で成功しないのです。 ところが、女性に理解できない点は、口でいかにも大胆なことをいい、消極的な人間を批判していながら、いざとなると自分もそうなってしまう男がいることです。
「いざとなれば、家出してでも俺のところにこいよ」などと言っておきながら、いざ女性がその気になると、急に臆病風に吹かれるのが男なのです。これによって多くの女性が騙されるのです。 @ キミに子どもがいたって、オレは平気だよ A 妊娠したら産めよ B キミがどんな仕事していたって、オレは気にしないから心配するな C 家柄の違いなんか関係ないさ D 学歴なんか、まったく問題ない この5項目は女性がもっとも心配する点です。 子連れ、妊娠の不安、夜の職業、家柄の差、学歴の低さは女性のアキレス腱で、恋愛をするときに、つねに不安と警戒を怠りません。そんな不安を吹き飛ばしてくれる男を女性なら愛さないわけがありません。
ところが、この約束が結婚を前にすると、たちまち大違いになってくるのです。 卑怯な男になると、「そんな約束をした覚えはないよ」「希望と現実は違って当然だよ」「家で許してくれないんだから、しかたないじゃないか」「オレは力のない男さ」「誰か別のもっといい男を探せよ」と逃げ腰になってしまうのです。 そして、結局、もっとふつうの、誰もが認める問題のまったくない女性を選ぼうとするのです。 そのときになって男を非難しても、なんのメリットもありません。「男の約束を信じた私がバカだった」と後悔しても元に戻るわけではないのです。
男は美人とか派手で遊びなれた女性を好きになりますが、結婚の対象とは考えないのです。これはあくまで性の対象として好きになるということであり、毎日、結婚して顔をつき合わせる対象ではありません。 結婚に刺激的な女性は必要でなく、ふつうの主婦タイプで家庭をしっかり守ってくれることを女性を選ぶのです。
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