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女性は映画を見て感動したり、他人の辛い体験を聞いたりすると、泣くことが多いですね。 中には人前では絶対に涙を見せないという女性もいますが、男性と比較すれば、やっぱり女性のほうが涙もろいとも言えるでしょう。
この理由には脳が大きく関係しています。 脳科学的な見方をすると、感情は大脳の表面にある大脳新皮質と、脳の深いところにある大脳辺縁系、そして身体との相互作用によって生み出されます。 男の脳は右脳優位のため、右脳の限定された領域で感情を処理します。
男の場合、感情はほかの脳の動きから独立して機能するけれど、女性の場合は、脳のほかの領域と連動して働くため、感情のスイッチがはいりやすいということです。 このせいで、人情的になりやすい女性は理路整然と議論するのはあまり得意ではなく、感情が高ぶってくると泣いてしまったりするのです。 女性は、もともと脳の間を結ぶ神経線維の束も男性と比べて太いため、脳内に大量の情報が行き交い、情報過剰になりやすい。あまりにも情報量が多くなって感情を抑えられなくなるとパニックになってしまう場合があるのです。 女性と討論していてちょっとキツイ表現をしてしまい、突然泣き出されたという経験は、男性なら一度や二度はあるでしょう。 そんな時はもう何を言ってもダメなのです。 もし自分が悪くなくても「ごめん、言いすぎたよ」と、とりあえず謝るのがベストです。 まして「泣けば済むと思ってない?」などといってさらに攻撃するのはもってのほかです。 火にガソリンをぶちまけたような修羅場を見ることになってしまいますよ。
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